タグ： DXろびん

平穏と平凡を望む昼行灯な青年。 常に笑顔を浮かべているため何を考えているか分からないと言われがちだし、本当は腹黒とも思われがちだが、物腰穏やかで全くの無害な性格をしている。 なお同僚曰く、怒った姿は一度たりとも見たことはないらしく、絶対に怒らせたらいけないとも言われるのだとか。 推定ではあるがレネゲイド拡散以前よりオーヴァードであったとされる。 幼き子供の力でありえない怪力を生み出す、視界内の遠くのものを動かす、などといった超常的事象が度々確認されており、それを気味悪がった両親は彼を置いて失踪。その後国内にUGNが結成してからチルドレンとして迎え入れられる。同様に超常の力を持つ子供たちと出会うことで、彼の孤独感は薄れていった。 彼の能力を言葉で表すのなら、総てを『曲げる』能力と言えるだろう。 視界内――彼の領域内に起きた、見える見えない、形のあるなしに関わらない全ての事象を捻じ曲げることができる。 領域内において最強と呼ばれるオルクスシンドロームの持ち主の中でも特に領域を調整する能力に特化しており、研究者や教育者は彼の領域の広さは計り知れないとすら言ったのだとか。 ちなみにこの二つのシンドロームは発見が遅かったこともあり、分類を決めるにあたってブラックドッグ・キュマイラ・エグザイル・ハヌマーン・ソラリスなどなど、好き勝手に言われていた。 そんなこんなで能力と実績を評価され、5年間のFHへの潜入任務を告げられた。 UGNという組織から見放されれば次こそ居場所がなくなることを恐れた彼は、その任務に文句一つ言わずに出立した。FHにおいての立場も、帰還後の立場も、決して良くはないことの予想を付けた上で。 基本方針は無理をしないこと、自分の感情を優先すること、そして他人を敬うこと。支部長になった今でもそれは変わらない。 FH時代は“フレールジャック” 熨御タガネ（うつみ・たがね）と名を偽って活動をしていた。 能力射程が非常に長いこと、能力的に派手に見せないことも可能なこと、本人があまり影が濃いタイプではないことから、FH潜入に際しUGNであることの隠蔽工作はさほど難しいことではなかったらしい。 以下名前関連元ネタメモ ―――――――――――――――――――― 瞥見(べっけん) 一瞬だけ見やること。 撓折(どうせつ) たわめ折ること。くじくこと。 ディストート(distort) （物の正常な形を）曲げる、変形させる （真実などを）ゆがめる、誤り伝える、歪曲する （信号・音・映像などを）ひずませる フレールジャック(Frere Jacques) コンピュータウイルスの1つで、感染時にプログラムを破壊する場合がある。感染すると特定のタイミングで曲を演奏する。 フレールジャックはエレジーを連想させる短調の曲で、オーストリアなど一部の地域では聖職者や聖騎士団員の処刑にまつわるものとする説もあったとか。 「Are You Sleeping?」「かねがなる」「グーチョキパーでなにつくろう」などで広く知られる、フランスの民謡。 熨(のし) おさえる、のす、のばす。 贈り物に添える飾りのこと（熨斗）。 鏨(たがね) 金属や岩石を加工するための工具の一種で、一般的に槌やハンマーなどと一緒に使う。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ