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クトゥルフ PC作成ツール
犬塚千里
ID:3682086
MD:0777f46476fe08bf0e3ad5e44f4f9b27
犬塚千里
タグ:
佐竹班
⚠️ネタバレ注意
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
【ネタバレ注意】 母親譲りの金髪が目立つ女子高生。 小学生の頃は休みがちで病弱だと思われていた。 両親が捕まった後は叔父に引き取られ時折叔父の職場である探偵事務所に顔を出したり依頼の手伝いをしている。 見た目ととある噂から周りから距離を置かれがち。 女友達を作りたいのに威嚇されたり怖がられたりして地味に落ち込んだり、心霊番組を見て怖がったりと意外と弱いところだらけ。 智拓と速は小学生からの幼馴染で1番大切な友達。 2人にはとても助けられており、めちゃくちゃ感謝しているけれど恥ずかしくて滅多に口に出さない。 助けられたぶん2人が困っていたら全力で手を貸そうと考えている。 ------------------------------ 父さんは蹴られるたびに呻く私を見て押すと音が出る玩具みてぇだなと笑って動画に撮るようなクソ野郎だった。 母さんは私の耳や舌にホチキスで穴を開けて簡易ピアスだと楽しそうに笑って写真を撮るようなクソ女。 どっちも外面だけは完璧なのが本当に腹が立つ。 見た目の良い私が虐待される様子はその手の変態共に需要があったらしい。 怯える私を嘲笑いながら見下す目が嫌いで怖くなんかないと虚勢を張ってみたら気に入らないと更に殴られた。 鍵開けとpcスキルを教えてくれたのは両親の知り合いらしい女の人。 「こういうの覚えるとちょっとはマシな扱いしてもらえるよ?アタシもそうだったし〜ま、基礎は教えたからあとは自力で頑張ってね〜」 気の抜けるような話し方の彼女は数日居候した後そう言い残して去っていった。 その人の言う通りそれから私の扱いは変わった。 仕事が成功するたびに褒めてくれるだけでなく話しかけたら答えてくれる。 2人の事が嫌いな筈なのにその事が嬉しくてひたすら頑張った。 一度だけ罪悪感に負けてこんな事はやめようと提案した事がある。 あの時の私は二人に認めてもらっていると思い上がっていたんだ。 実際はそんな事はなくて昔みたいに蹴られてアザが消えるまで暗い部屋に閉じ込められた。 それからは元の生活に戻るのが恐くて大人しく従うだけの日々。 学校での生活は楽しいとは言えず母親譲りの日本人離れした容姿はよく目立ちすぐにイジメの対象になった。 それでも学校へ行くのを止めなかったのは大好きな幼馴染の智拓と速がいたから。 些細な事に気づいて気遣ってくれる智拓とマイペースで一緒にいるとなんだか癒される速、2人といる間だけは嫌な事を忘れて笑う事が出来た。 ここからは正直思い出すだけで恥ずかしくなるような事ばかりだ。 両親が捕まったのは13歳の時。同じ事をしていたのに私だけが捕まらなかった。 私が手伝っていたという話も瞬く間に広まっていった。 それから学校へは行けなくなった。 親が犯罪者ってだけで噂の的になるのに手伝いまでしてたとバレたのだ、なんて言われるか分かったもんじゃない。 それに、なによりも怖かったのは智拓と速に軽蔑される事。 2人の事を考えると足が竦んでしまって前に進めなかった。 周囲から白い目で見られる私の後見人になったのは父方の叔父さん。 叔父さんは優しかったけど、あの時の私は周りを信じる事が怖くて壁を作ってた。 死ぬ事を決めるまでにそう時間はかからなかった。 智拓と速から拒絶される事への恐怖と私だけ幸せになる事への罪悪感に耐えられなかったんだ。 1番近くて侵入できそうな建物を探して人通りの少ない深夜に飛び降りる計画を立てる。 お世話になったしこの後迷惑をかけるのだから今までのお礼くらいは言っておくべきだろうと最後の日叔父さんと一緒に夕食を食べて感謝を述べると 「そのくらいお礼を言われる程の事じゃないよ。それより、私の方こそこうして一緒に夕飯を食べてくれてありがとう」 そう笑いながら言われてしまい少しだけ胸が痛んだ気がしたけれど、それには気づかないふりをした。 だって、今から死ぬのにそんな事考えてもどうしようもない。 ピアスをつける。 両親が気紛れに贈ってくれた最初で最後のプレゼント。 ホチキスで穴を開けまくった子供へのプレゼントがピアスな辺り人の気持ちを考えていないのか、本人達が私にした事を忘れているのか、多分両方だろう。 2人の事は嫌いだけれど褒めてくれたりこれをプレゼントしてくれた時の事を思い出すとどうにも憎みきれずに複雑な気持ちになる。 屋上に続く扉を開けフェンスの前まで進む。 ────緊張と安堵、そして僅かな恐怖に鳩尾の辺りが締め付けられ周りの音が遠くなる間隔がした 深呼吸をして震える体に力を入れてフェンスを登ろうとしたところで、突然強い力で引き戻されてしまう。 訳がわからず逃げようと暴れていると「ま、間に合った……ちょっと少し落ち着いて、そこから落ちても死ねないし最悪半身不随だよ……」と言われ思わず動きを止めて声の主を見上げる。 穏やかな声からは想像出来ない程の鋭い目つきと、何日も寝ていないのではないかと思える程濃い隈が特徴的な男が疲れ切った顔でこちらを見下ろしていた。 「……なんでそんな事が分かるんだよ」 「それはまぁ…実践したから…地面が土なうえ植え込みがあるから死ぬ確率は低いよ…」 「実践……アンタも死にたかったの?」 「違うよ……ここで月見酒をしてた時にたまたま壊れてたフェンスに寄りかかっちゃってそのまま落ちちゃったんだ」 「ダッ…いや、えっと無事で良かった……ね?……無事だった?」 「──気を遣ってくれてありがとう、見ての通り無事だよ。骨折はしたけどね……そんな訳だからここからの飛び降りはお勧めしないよ」 そんな……私の今日1日の決意はなんだったのだろうか。 気が抜けて思わずその場に座り込む。 頭を真下にして落ちればワンチャンあるかもしれないと考えるが目の前の男に掴まれた腕をどうにかしない事にはそれも無理だろう。 そもそもこの人は何者でなんでここにいるのか… そんな私の疑問を感じ取ったのか男は、そういえば自己紹介がまだだったね…と話し始めた。 どうやら叔父さんの同僚で、私が部屋にいない事に気付いたら叔父さんに頼まれて探してくれていたらしい。 「それにしても良くあの鍵を開ける事が出来たね…凄いな」 褒められたところで何も嬉しくない。だって私はその技術でたくさん罪を犯してしてきたんだ。思わずそんな事を言ってしまう。 「なら、それ以上に人を助ける事にその技術を使えばいい……ここで死ぬよりもよっぽど償いになるよ」 「……償い」 「まぁ……そこまで重く受け止めなくて良いけど、少しは死ぬ気が薄れるだろう…?」 と僅かに笑って呟いた後はその事には触れず他愛のない話をし始めた。 最初は一言も話す気なんてなかったのに気付けば色んな事を話してしまっていた。 男も色んな事を話してくれた。もちろん叔父さんの事も。 叔父さんが私の事を凄い褒めてたとか、 年頃の女の子の好みが分からないから(私が何も答えなかっただけだ)と同僚に相談して部屋の家具や晩御飯のレシピを考えていたとか、 初めて一緒に夕飯を食べてくれたと嬉しそうにLINE送ってくれたとか…… 「君が大人を信じられない気持ちは分かるけど、徳さんの事だけは信じてあげてくれないかな……?あの人は本当に君の事を考えて不器用なりに頑張ってるんだ」 それはずっと分かっていた事だった…それでも大人は怖かった そんな事を話していると名前を呼ばれる。 いつの間に連絡していたのか叔父さんが慌てた様子でこちらに駆け寄ってきていた。 腕を振り上げられ反射的に体を強張らせたが予想してた衝撃はなく抱きしめられただけだった。 「無事で良かった…っ。怪我は?どこか痛いところとか無いか?具合は悪くない?」 矢継ぎ早に投げかけられる質問は全て私を心配しているもので嬉しいやら申し訳ないやらで思わず泣いてしまう。 「ど、どこか怪我したのか?ちょっと進君!?何があったんだい!?」 「いや、落ち着いて……多分そう言うのじゃないですよ……」 頭の上で繰り広げられるやりとりに少しだけ笑って大丈夫だと伝えて今回の事を謝る。 「……確かに君のやった事は褒められた事じゃない、でもきちんと向き合う事をしなかった私にも原因があると思うんだ。君さえ良ければ一度お互い腹を割って話さないか?」 この期に及んでまだ私の事を考えてくれる叔父さんにまた涙が溢れてきた。 こんな優しい人になんて事をしてしまったのだろう。 それから家に帰ってたくさんの事を話した。 「このまま転校する事だって可能だけどきっとそれじゃあずっと後悔する事になるよ。一度でいいから勇気を出して会ってみないかい?大丈夫、君の大事な友達なら受け入れてくれるさ」 兎にも角にも会わない事には始まらないからね。 もしもの時は泣けるだけ泣いて、あとは海を見て美味しい物を食べれば少しは落ち着くからそうしよう。 重ねてそう言われて少しだけ勇気を出してみようと思えた。 学校へ行くと2人は校門の前で来るかどうかも分からない私の事を待ってくれていた。 心配して声をかけてくれる以前と変わらない様子に安心してつい泣いてしまうと戸惑いながら頭を撫でられる。 髪を掴まれる心配も殴られる心配も必要の無い穏やかな感触。 2人はいつだって優しかったのに下らない事で悩んで距離をとって、本当になんて馬鹿だったんだろう。 「心配かけてごめん、ありがとう」 色々言おうと考えていたのにいざ会ったみたら情けない事にそれだけ言うのが精一杯だった。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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