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Riley Evans/ライリー・エヴァンス(17) ○職業技能について ベース職業:医師 医学、応急手当、経理、信用、生物学、説得、薬学、ほかの言語（英語、ラテン語、ドイツ語） 上記より医学/応急手当/経理/信用/生物学/薬学/他の言語(ドイツ語) 計7つ取得 ○興味ポイントについて 聞き耳/目星/図書館:三大探索技能の為 英語:成績が良いのであれば国語力高いだろうと思った為 化学/物理学:医師を目指しており理系科目は得意 法律:医師を目指す上で必要 ○芸術:メスさばき DEX的にはあまり器用ではないが外科医を目指しているのでメスを持たせると器用になる ============================== 僕は、僕を理解してくれる人を探している 僕はひとりぼっちだ　寂しい いつからだったろうか。いつから1人になってしまったんだろうか。初めからだったかもしれない。 開業医である父とそこに勤める母との間に僕は生まれた。その数年後にサミュエルという弟ができた。幼い頃から今でもずっと、兄さん兄さんと僕を追ってくる、世間から見るととても可愛らしい弟。愛おしいと思わないと言えば嘘になる。だけど結局、サムも僕のことを本当の意味で理解してはくれなかった。悲しかった。ずっと一緒にいたサムでさえ理解してくれないのだ。同級生や先生、僕を取り巻く全てがそうなのも無理もない話なのかもしれない。そんな絶望にも近い感情を抱きながら進学し、家を出た。 学友とは、友人とは、どうやってなるものなのだろう。わからない。僕は周囲の人間に真摯に向き合って発言してきたつもりだ。でも何故なのか、それが僕を孤独にさせる。ここにも僕を理解してくれる人間はいなかった。同室のプランタジネットだって、ここに入学してからずっと一緒だがその兆しは見えない。半ば諦めながらメルゴーカレッジで日々を費やしてきた。 しかしつい最近のことだ。文通雑誌を介して知り合った人間、ジェームズ。僕は求めていた存在をついに見つけたのかもしれない。まるで僕が僕自身と話しているみたいに話が合うし寄り添ってくれる。光が刺したようだった。それほどまでに衝撃だった。感動した。身近にいてくれればこれ以上嬉しいことはないが、彼はただの文通相手だ。…僕はまだ諦めるべきじゃないのか？理解してくれる人間が隣にいるという夢にまで見た光景を。ジェームズとは出来たじゃないか、他人と関わり合うということが。なら…まずは…プランタジネットはどうだろうか。アイツは人当たりがいいし気軽に友人というポジションになってくれるかもしれない。 深呼吸。サムはよく兄さんはなんでもできると言う。何を言っているんだ。お前は僕が出来ないことを簡単にやってのけるだろう。他人に理解してもらえる。友人がいる。そんなこともわからないなんてやはりサムは僕のことを何も理解していない。別にそんなことを今更気にしているわけではないが、もうすぐ僕にも友人ができるかもしれないんだ。サムにとっては理想の兄に近づくのかもしれないな。 今日も今日とて新しい知識を身につける。授業はくだらないし、図書室の本も気になる著書は全て読み漁ってしまった。そういえば○○氏(医学分野で有名な人)の新しい論文が発表されたんだったか。ほぅ、なるほどこれは…。他人の見解が聞きたい。早速ジェームズに手紙を書こう。 =============================== ○ライリーについて ・家族構成は父(開業医)、母(看護師)、弟(サム) ・代々医者の家系のため、当たり前のように医者を目指すようになった。人を救うためなどという高尚な感情は彼にはない。 ・”誰かに理解されたい”が今の彼にとって1番の望みであり、その欲で埋め尽くされている。その原因は自分にあるはずがない、理解してくれない奴等が悪いという傲慢な考えでそれをずっと欲している。 ・「当たり前だろう」「当然だ」が口癖。”正しく在る”ことは彼の行動指針の1つで、正しく生きてきた自覚のある彼は自分は当然のことをしているだけだと思っているので着いてこれない人間のことを理解できない。 ○寮長に対して ・何故か話しやすい。寮長も理解してくれる人候補では？ ・サムをファッグに持つ生徒。その点については特に気にならない。 ○プランタジネットに対して ・同室になって5年目のルームメイト 人当たりが良く友人が多いというイメージ ・特になんの感情も抱いていなかったのでこちらから話しかけることはなく、それを察してかプランタジネットからも必要最低限しか関わってこない。故に部屋は静か。 ・最近は彼の前ではずっとそわそわしている。積極的に話しかけたい。 ○サムに対して ・サムを見るライリーはどこか遠い目をしている ・共に育ってきた兄弟であるが、だからこそそれだけ長い期間近くにいたのに理解してもらえたと感じたことが一度もなく絶望し、以来サムに理解されることは完全に諦めている。 ・理解されないとわかっているからといって突き放したりはしない。弟という存在は愛するべきだとわかっている。話しかけられればちゃんと応える。しかしこちらから興味を持ったり関わったりは一切しない。 ・1番近くて1番遠い存在。ライリーが認識しているかはわからないが憧れの感情もある。眩しい。 ○ジェームズに対して ・ライリーが1番欲しいものをくれた人。彼が隣にいてくれたらそれ以上に嬉しいことはない。

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