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あかみとり　ゆきじ 詐欺師 企業を相手に様々な手口で詐欺行為を行ってきた。 基本的に軽い雰囲気。 本名 鴇崎 幸路(とおさき こうじ) 父親は会社の不正の罪を擦り付けられ失職。最初は母親も家族を支えるべくパートを始めるが父親の噂は尾ひれがつき、点々と職場を変えることになる。家族は次第にぎくしゃくし始め喧嘩が絶えなくなった。 ある日父親は自死を選ぶ。 その日を境に母親も心を病んでいった。子供たちの間でもその話は広まり、学校には居場所がなくなった。 母親は子育てができないと判断された。幸路は施設に預けられることになり、母親は入院した。ずっと、私たちのせいで幸路には辛い想いをさせてごめんねと謝られ続けた。 父親に罪を擦り付けた相手へ復讐をするため詐欺師になる。施設で仲良くなった相棒とともに、復讐を果たした。その後も悪徳企業にたいして詐欺を続けていた。 そんな日々の中、ある女性を好きになった。それまで嘘をついて人を騙してきたが、彼女に告白して想いを遂げられたらまっとうに生きようと思っていた。 一世一代の告白をし、結婚式の当日、その女性は失踪した。幸路の財産のほとんどを持っていった。女性は結婚詐欺師だったのだ。 相棒にはまぁ、因果応報じゃない？いつもいってるじゃない騙される方が悪いってさと笑い飛ばされた。 幸い隠してあった金は無事だったものの、幸路は意気消沈してしまう。みかねた相棒がとりあえず気分転換に旅行でもしてきなよと、荷物を持たせて拠点を追い出した。 そんなこんなでとある船に乗り島へと向かう。 ７７３/２０２１年３月１９、２６日

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