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1-7 勉強家 Kunguru・Homa・Mlinzi クングゥル・ホマ・ムリンズィ (スワヒリ語:カラスの守衛) ※公用語はスワヒリ語/英語であるが恐らく英語しか使用機会がないと思うので、母国語は英語として設定。 タンザニアの貧しい農村部で産まれた。 毎日の重労働、濁った水、少ない食料。 それでも楽しく笑顔で生きられた理由は、愛しい家族と友人、そしてどこまでも広がる夜空があったからである。 夜空はいつでもクングゥルを見守ってくれていたし、辛いことや挫けそうなことがあった日も星を見れば少し気持ちが安らいだ。 ある日、村に支援に来たボランティアの団体が言った。 ｢誰にでも教育を受ける権利がある。｣ ｢夜空が好きなら宇宙のことを勉強してみるかい？｣ そういって彼がクングゥルに渡してくれたのは宇宙の惑星図鑑だった。 それからクングゥルは決心する。いつか宇宙に出るのだと。 強い精神力をもって成した弛まぬ努力のおかげか、彼女はやっと宇宙飛行士という職を手におさめた。 稼いだお金は全て、故郷のために使おうと考えている。

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