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■秤満弥(はかりみつや) 俺／君 〜だ。〜だろう。 ■職業技能ベース(元々目指していたため) 弁護士：技能：言いくるめ、経理、信用、心理学、説得、図書館、値切り、法律 ■性格 自尊心が強く、人を少しだけ見下すような性格。 ただ、1人になるのは嫌だったため憎めない感じの高飛車。 好きな物はマスカット。嫌いな物は苦いもの オカルトを少しだけ齧っている。怖いものが苦手なことは人には隠しているが、いざと言う時の為の対処法を知っておかなければ困ると思い知識として持っている。 ■生い立ち 父親が弁護士、母親が司法書士という家庭で育った。どちらも優秀だったため、小さな頃から何不自由なく育ち、周りよりも優れた成績を収めていた。 一人息子で両親からも一心に愛情を受けて育ち、自分が愛されているという意識から自尊心の強い人間として成長していく。 満弥が小学生の頃、難しいといわれた弁護を父が担当し見事に状況を覆した様を傍聴席で見て以来、弁護士になることに憧れた。 父のようになりたいと勉学に励み、多くを学んできた。 多くの友人にも恵まれ、賞賛されることですくすくと育っていったのである。 難関大学の法学部の受験にも難なく合格し、キャンパスライフを満喫していた所で誘拐をされる。 多分大学で初めてできた彼女とかも居たと思うので……順風満帆からの大転落みたいな感じかも……生きている中で缶詰とか食べたことすら無さそうかも…… ■HO ::: **ハンドアウト二/泣き虫（表）**``` 貴方達は恨まれる覚えなど無い善良な一般人だ。貴方はいつも震えている。 能天気とは全く面識が無いが、監禁されてからは（彼/彼女）の事を常に気に掛けている。 この異常な空間で発狂しないのは、能天気が一緒に居るおかげだ。``` **【ハンドアウト二/泣き虫（裏）】** ```diff --✦-- 本当の貴方は、頭を殴られた時既に死んでいる。 貴方は人間ではなく、死肉を被る悍ましい化け物だ。血液と内臓、魂を身体から抜き取って入り込んでいる怪物だ。自分から排出される液体の全てがこの暗闇の世界の中でもいっとう黒く見えるのが何よりの証拠だ。貴方自身に凶悪さや邪悪さは一切無いが、それでも人間の死肉を被る怪物であることには変わりない。助けてくれた心優しい能天気に恐れられてはいけないと、貴方は人間のフリをしている。 幸い相手には医学の心得がない様で、今はまだなんとか誤魔化せている。息がうまく吸えないのも、缶詰の味がしないのも、上手く眠れないのも、指が冷たいのも全部全部この密室のストレスのせいにしている。自分の正体が原因なのではなくて、自分の生来の臆病さのせいにしている。 何も知らない能天気は貴方の頭を撫で、髪を梳く。自分の正体に気が付かれた時、この心地良い時間は終わってしまうだろう。その終わりが来た時にこの真っ暗な密室から逃げ出せないとしたら、後の自分達はどうなってしまうのだろう。安寧を失って発狂した怪物が無力な人間に牙を剥かないと、どうして無責任に言い切れるだろうか。自分に医学や精神分析の心得があれば、こんな不安も少しは解消されたのだろうか。 貴方は能天気を傷付けたくないし、自分の正体に気付かれたくもない。 --✦-- ``` ▎キャラシ作成時の注意 ▎応急手当、医学、精神分析の心得はないため、技能ポイントを振らないこと。 ::: ■この7年間 死んだ事によるショックと、化け物になってしまったこと、幸福の喪失により、自尊心がポッキリと折れている。 最初は出してくれと満弥「らしく」抵抗もしていたのだが、その内に自分は既に純粋に満弥ではないと認めてしまって以来、完全に自尊心が潰えた。 常に人に囲まれて居た頃の名残か、唯一の人である能天気に極度の依存をしており、毎日嫌われたらどうしよう。1人になったらどうしようと考えている。 元々は黒髪だったが、過剰なストレスにより髪の毛が真っ白になった。 生前は泣いた事も数える程しかなかったが、今となってはそれもあまり思い出せなくなってきている。

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