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【所持品補足】 ・応急手当キット（個数1）　2d10回復 「紅茶は好きかい？　ちょうど夏摘みダージリンの茶葉が届いてね（どやっ）」 「さあ、ティータイムを始めよう！　ボク様の手作りスイーツはおばあちゃま直伝なのさ！」 愛称「アマディ」。グリースバッハ家の若き当主ならびにザーバブルク支部の現支部長。 唯一そばに居てくれた祖母――「おばあちゃま」が愛した街を護るべく、彼女が遺した屋敷に住みながら活動を続けている。 ……などと云えば聞こえは良いが、実際は遺産を食い潰して自堕落に暮らしているだけ。 趣味といえばお菓子作りや紅茶・ティーセットのコレクション。午後３時のティータイムは欠かせない。 優雅な毎日を好き放題に過ごす、どうしようもない『屋敷警備員』である。 幼い頃からおばあちゃまに読み聞かせられていた影響か、御伽噺をこなよく愛している。 ハッピィ・エンド至上主義。哀しい幕引きは、もう厭だから。 【アマルベルガ】 「嗚呼、やだやだ。この子はいつまでも『幸福な王子』で居続けるのね――本当に、莫迦な子（くすくす）」 「ハッピィ・エンドだなんて絵空事。さあ、あなたの頁も破いてみせましょ？　綴るのは、“ワタシ”」 死に別れた双子の姉「アマルベルガ」の人格を身に宿している。 享年１２歳。UGNチルドレンとして共にザーバブルクの街を護り続けていた。 片時も離れず、ずっと一緒。失くしてはいけない半身“だった”。 アマディの中に巣食う彼女は、弟とは反対に救いようのないバッド・エンドを非常に好む。 但し、たった一人の弟であるアマディだけにはハッピィ・エンドを望み続ける。――さあ、彼女の“幸せ”の定義とはなんなのか？ 「愛しいアマディ。どうかあなただけはハッピィ・エンドに至って頂戴」 「――ワタシの鼓動は、あなたと共に在るのだから」

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