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アメリカ人の探検家である父ウィリアム=カーネルとイギリス人の旧貴族家ウィッツエンド家出身の考古学者の母、メアリ=ウィッツエンドを持つ冒険家。両親による英才教育と本人の資質による賜物で本人も冒険家となり世界中をまたにかける。専門は徳川埋蔵金にナチスの隠した芸術品、アレクサンドロス大王の遺産にツタンカーメンのまだ暴かれていない石室など俗にいうオカルト話のような案件が中心となっている。しかし行く先々で思わぬ歴史的収穫も多く大英博物館やルーブル博物館など大きな博物館のキュレーターなどからの信頼も厚く様々な案件が流れてくる。…無論、行く先々での大立ち回りと大騒ぎもセットではあるが… 　彼の性にもあるウィッツエンド家はイギリスに古くから続く貴族であるのだがそれとは別でとある名で有名でもある。その名は『探検貴族』、文字通りウィッツエンド家は代々多くの著名な探検家を輩出しており、そもそも初代ウィッツエンド家当主マクスウェル=ウィッツエンドは平民でありながら中世当時の陸海と問わず未踏領域の探索を続けその功績をもって貴族へと上り詰めた生粋の探検家の家系である。ウィッツエンドの跡を継ぐため母メアリへ父であるウィリアムの婿入りという形で入籍した二人ではあるが夫婦仲は大変良好。なんなら家族仲も良好で普段は皆世界中を飛び回っているがクリスマスは必ず家族そろって祝っている。また彼には妹が一人おり家族は溺愛している。難病を患っていた妹、メアリー=ウィッツエンドはジャングルの奥地にて犠牲を払った果てに得た薬により治癒。それを見届けた彼はまた謎を探し世界を股にかける冒険へと出かけていく…　そして訪れたかつての戦友でもある小鳥遊ホシノの出身国でもある日本の地にて、彼は携帯も財布もすられ笑顔で途方に暮れていた…

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