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おおふべ つきざね/浄土招来の歌人 IBGM - This Day And Never Again(Fate/Zero OST) 「──愚生は求め、願ったのだ。 　現し世は、諸人が生きるにはあまりにも苦が多すぎる。 　現し世は、諸人が生きるにはあまりにも疵が多すぎる。 　幸福になるべきもの、幸福にならなければならぬものに限り幸は訪れぬ。 　人類は、救われなければならない。 　人類は、幸せにならなければならない。 　故に愚生は世界の変革を望む。常世神の浄土の到来、永久なる楽土の招来、それこそ 　 　全人類の、救済也」 【キャラ詳細】 人の道を掌握し、そして導くことを生業とする家系『大生部』の家に生を受けた男。 江戸時代末期より外来より伝わった邪教の開祖を起点として、現代まで脈々と続く「常世神の信仰」を主としている、表向きは薬剤師の家。 彼らが信仰している『常世神』と呼ばれるものが何なのかは不明。特殊なレネゲイドビーイングや、強力なオーヴァードなどではないかという推測もあるが定かではなく、ただ判明しているのは、それが「虫」であるということのみ。 大生部の家に生まれた異能者(オーヴァード)は代々家長となることを義務とされており、彼は四代目の大生部家当主である。 ──と、いうことになっているが、彼が何年生きているのかは不明。「大生部月真」という人物は確かに存在しているが、どうも周囲の見解に差異がみられる。 外見は20歳前半程度にしか見えないのだが、そのわりにはどこか大人びすぎているような、或いは、老成しすぎているかのような。 現在はFH京都A市支部に所属し、セルリーダーとしてネゴシエーターズセル『六歌仙』を率いる 得意とする薬物散布によって交渉相手を薬漬けにし、自身の都合の良いように話しを進めることで多くの成果をあげている。 かつて、都築京香によって“マスターレイス”に選ばれたこともあり、己の望む世界をもたらそうと暗躍していることもしばしば。 FH内ではゆったりと喋るどこかつかめない人物として振る舞っているが、その実態は己の目的のために手段を選ばない冷徹な人間でもある。 戦闘スタイルは率先して前線に出張るようなタイプではなく、後方から他者を支援することに特化している。 その際、彼の周囲には実態の有無を問わず大量の羽蟲が飛び交い、彼に付き従う従者かのように現れる。彼の支援に用いられる薬物や化学物質、分泌液などはこの虫が生成しており、もっぱらこれらの虫を使って戦闘を行う。 中でも彼が一番用いる頻度が多いのは「蛾」であり、『無上霊宝・常世神大祓』では彼の身の丈の何倍もの大きさを誇る巨大な蛾を出現させ、鱗粉によって広範囲への支援を行う。 支援の内容は快楽物質の分泌を促すものが多く、気分をハイにしたり、凶暴性を高めたりといったものがほとんど。 都築京香がFHを去った今でも彼女との交流があるが、彼は「今の愚生には世界を変革する力が足りない」とし、FHから離反する気はないようである。もしかしたら、それも彼女の組み上げる「プラン」の一部なのかもしれないが、彼はそれでも、己の欲する世界のために手を伸ばし続けている。 好きな食べ物はどら焼き。 【彼のもつ欲望について】 彼のうちに煮えたぎる願いは、「全人類が未来永劫に幸福な世界をもたらすこと」である。 誰かが死ぬことによる悲しみもなく、誰かを失うことによる痛みもなく、誰かがかけた言葉によって傷つくこともない。 すべての人類は自らにとって都合のいい世界のみで一生を終え、そして次の生でも同じく、終わらないまどろみの中で過ごし続ける。 誰かの涙はなく、誰かの悲嘆もなく、誰かの憎悪もなく、誰かの叫びもない。 すべての人類が自分に優しい世界、自分に幸せな世界で生きていくことができたのならば──それは、素晴らしいことだろう? 不幸もなく、悲劇もなく、ありとあらゆる苦行の存在しない、理想の世界。 極楽浄土。天上楽土。常世浄土。 ただ身の蕩けるような快楽が輪廻する世界、彼は、それを築こうとしている。 ------------------------------------------------------- PL：しみず PC：おおふべ　つきざね CN：常世浄土“ニライカナイ” Dロイス：悪霊の主“オールドレイス” ロイス 1.都築京香　　　　◯P尊敬/N嫉妬 2.セルの部下たち　○P誠意/N無関心 3.千子村正　　　　P親近感/◯N憐憫 4.　P/N 5.　P/N 6.　P/N

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