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本名：朴 晃淳《パク テジュン》 孤児院で育ったテジュンは自身の劣悪な環境を脱出するため、コンピューター技師として試合中継、戦争、監視など多岐にわたるドローン設計を生業としていた。 そんな中、彼は他国のネットワークに侵入、プログラミングがはびこる海のなか、国の機密情報を管理するデータサーバーにアクセスしてしまう。事の経緯は『一切情報を明かさない国の情報を、裏から引き抜き、国のトップに横流してほしい』といったもの。彼の腕が認められているがゆえの『コンピューター技師としての信頼』のもと引き受けた仕事である。 アクセスしたデータサーバーの情報があまりにも触れてはならないもの関連ばかりで、その国の闇深企業　通称：マーシナリー　に目を付けられてしまう。 その情報を使って人生逆転ゲームをしようとテジュンの操作していたPCに勝手にハッキングUSBを差し込んだ肉親のような存在であった『ミラ』は、目をつけられたあと速攻で拉致される。 テジュンも犯罪者として扱われ家を襲撃される。間一髪逃げきったは良いものの、気が付けば自分は全国で指名手配、自国でさえ彼に依頼したことを黙秘、否定した。調べてほしい情報にしては踏み入りすぎたのかもしれない。 家族同然だった『ミラ』を失い、住所を晒され居場所もなくなった彼は当然　マーシナリー　を恨んだ。 その後、彼は自分のすべてを丸々変更。金 秘勇《キム ヒヨン》という偽名を使い、見た目もツーブロックヘアに整えた好青年へと姿を変える。 そして彼は恨みの矛先である　マーシナリー　を内部からぶっ壊す為、家族の『ミラ』の居場所を洗い出し救うために、闇の側面へと足を踏み入れた。 ―――――――― 『スパイドローン』 対象を探る無人航空機《ドローン》。 彼のドローンは万能型であり高性能。 操作していない間はその場に浮遊、残り続ける座標特定と自動浮遊性能。 内臓カメラでドローン越しに対象の位置情報を探り『奥の手』である『EMPリブート』はその空間に電磁波を放つ。テジュンが細工した通信機が遮断効果があり、それを持っていない場合、有機物に問答無用の帯電反応を引き起こす。 電子データであれば、USB差し込み口などからドローンに内臓してある各種コードを経由して一部の情報を抜き取ることが可能。 ドローン自体はかなり固いため、実際の戦闘装備出ない限りそうそう壊れることがないオリジナルコーティングを施しており、細長く折りたたみ収納する機能も手元の操作コンピューターで変更ができるため、パイプ管や換気扇から侵入することも容易。 ※ドローンを捜査している時、操作に集中しなければならないため、マルチタスクを行うことはできない。データの抜き取りや監視カメラとしてその場に留めるような操作中であれば手放しでもいいが、移動させる場合は本人の操作が必要。 ―――――― 『ニューロリンク』 簡単にいえば自分が細工した通信端末にドローンが写している光景を生中継で配信できるといったもの。 本人が見れるのはもちろんのこと、カメラで映った光景は決して逃さない。 脳内にICPチップを埋め込んでおり、ドローンと脳波でつながることができる。テジュンの傍にいる場合であれば、浮遊状態から並走することができる。 細かい作業などはまったく行えない代わりに、あいさつ程度の軽い動作なら行うことができる。この際にカメラに映った映像を見ることはできず、完全に描写用

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