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「あらあら。このわたしにご依頼ですか？」 Altice Virgo（アルティス・ヴァルゴー） 少女──ではなく、女装青年。職業・探偵。 拠点を構えず旅から旅へ、各地を渡って探偵業をしている探偵というよりも放浪者。 おもに身辺調査や人間関係トラブルの解決を得意としており、その筋ではとても優秀で有名な探偵。 人を誑し込み懐に入り込むことに長けているが、一方で人間の破綻していくさまを見るのが大好きな厄介な性質の持ち主。 積み木を積んでいる時より、一気に崩す瞬間に快感を覚えるタイプらしい。 普段は淑やかな少女を演じているが、その裏で何を考えているかは彼にしかわからない。 基本的に関わらないほうが良い人間であるが、残念なことに彼には助手がいる。 今の所、彼の興味は全て助手に向いている（かわいそう）ので、常に一歩引いた態度で危害を加えることはない善良な人物。 どうして女装しているのかは誰にも明かしたことがない。 趣味は人間観察。 「まぁ、オレとしてはさしてオマエには興味ねえなあ」 その本性は粗暴で飄々とした男である。 ─── 特徴：暗黒の祖先（スムマヌス）：3（興味P+20） 裏設定 ──彼は自分が悪であることを自覚している。 その才能で数多の人間を堕としてきた。最初は家族。父の会社をうっかり潰して一家離散。 最初に発現・自覚した時に、この才能は悪だったと確信して、それから彼は海外へ飛んだ。 悪人を探して誑かして破滅させて、お金をもらって、それが彼の探偵業のはじまり。 探偵を始めたての頃、悪い組織を潰した時に、なんとなく残されたのがかわいそうだったから、みたいな理由で拾ったシークを適当にそばに置いてる。 ...人は誰もが悪性だけではなく善性もあるので、彼は決して純粋な悪にはなれず、隠れたその善性を「悪（※主観）をぶっ潰すこと」で騙し騙し満たして生きてきた男。 堕とすと必然的にヘイトが溜まるから、他人に狙われないように、逃げるように事務所をコロコロ移してきた。 居着いてもいい居場所を求めるようにフラフラと放浪探偵をしていた　みたいな設定の男。 きっと、「人が破滅するさま」が好きなのではなく、「その人の本質が見えるとき」が好き。それがたまたま彼の場合、人が破滅する時が多いだけで.... 本質的には人間好きなのだと思う。 キャラについては女装する時のキャラがもはや染み付いてて、髪を解くとあのキャラが勝手に出てくる。記憶のたぐいはあくまで演技なので共有。 ◇HO　乙女座　ラストネーム「Virgo」 「枯死させる」才能を持つ。 あなたは他者の光を奪い、地の底まで堕落させる才能の持ち主だ。 三度だけ、対象のダイス判定の出目を失敗に変えることが出来る。 自分を対象にすることはできない。自分を自分で滅ぼすことなどできないのだ。 才能豊かなあなたは、常に相手の賽の目を見つめ、時を待っている。 ── あの事件のあと、彼はイギリスに留まる決意をする。 己の才能の使い方をようやく真に理解して、居場所を見つけたのかもしれない。 不定の狂気：一時的な心因反応（多重人格）　2ヶ月 記憶を共有しない第三の人格が現れる。一人称は「僕」。通院するはめになったが、真面目に通ってない。 「僕...僕は、アルティスです。アルティス、ヴァルゴー」「あなたは、だれ？」 　

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