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　大柄な体格で関西弁を話すため、陽気でスポーツのできる人物だと思われがちだが、実際は料理とかわいい洋服とハンドクラフトが大好きな乙女である。しかし手先が不器用で、スポーツも料理もものづくりも決して人並み以上にはなれない。 中学生のころ、身長が大きいことをからかってくる男子から逃げようとして誤って突き飛ばし、怪我を負わせてしまった。それが遠因で転校し、関東圏にやってきた。今でも気にしている。最近がんばっていることはブリーダーの免許取得と関西弁の矯正。 　その反省は基本的に平凡である……傷害（未遂）事件で逃げるように関東に出てきた以外は。自分より少々顔だちが整っていて少々偏差値の高い兄がいるが、優しい両親に等しく愛されて暮らしてきた。兄はみもざのことがあまり好きではない。その事件の影響からか、人間関係が怖くなって動物、およびその研究に関心を向けるようになった。飛張大学生物学部でさまざまな地域の植生と生態系について調べている。 　人と関わるのは怖い。相手が自分のことを傷つけるのも怖いし自分が相手を傷つけるのも怖い。 　……お金が介入したら、相手に傷つけられる心配はしなくてええんやなあ。すごいなあ。 「は、はじめまして……灯里、です」 「私は不器用やから……背が高いだけでバスケの選抜チームに入れるのやめてぇや……」 「スイーツレシピのお砂糖の量、毎回ちょっとぎょっとするんよなあ」 「185オーバーの女に似合うかわいい服なんて売っとらんよ」 　ごまだれというオスの柴犬を飼っている。かわいい。生物学実習教室で捨て犬だったのを見捨てられずに拾ってきた。懐いている。かわいい。癒しである。 「ごまだれ～かわええなあっ！」 『護られし山』2021/08/09　不定の狂気（フェチズムfor神河 https://iachara.com/char/1558138/view） 『ラストグラス』2021/5/04 『Hope For The Best』2021/05/22

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