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ネット上で密かに噂になっている｢伝説の日本産シリアルキラー｣の異名を持つ殺人鬼。 常にピエロの仮面（全4種類）を被っており大道芸と人から依頼を受ける暗殺業で生計を立てている。 1つ目の仮面は大道芸をやるために（流しの大道芸人として全国を放浪中）、2つ目の仮面は暗殺業のために使っている。3つ目の仮面に関してだがこれこそが彼の本性を表しており彼はシリアルキラーとして金や利権が絡まない、つまり無差別な殺人を快楽的かつ猟奇的に時々行っておりネット上で噂になるのは常にこの時の犯行である。 彼の犯行は極めて猟奇的かつ証拠を残さず警察でも未解決事件として今まで全て処理されている。 4つ目の仮面は彼一番の謎。 なお浮羽という名前もシリアルキラーとしてのコードネームであり大道芸人、そして依頼主ありきの暗殺業としてのコードネームはまた別にある。 性格は非常に冷徹で自己中心的なんてものではなく利害が一致すれば助け合い利害が一致しなくなる匂いがした段階でそのものの抹殺を考えるレベルの残虐さかつ人間不信。 感情に関してはむしろ豊かすぎるほどでそれら全てが彼の猟奇的思考を引き立てている。 ただ彼はあくまで｢隠密かつ美しく｣をモットーにしているため複数人を一気に殺害するのを良しとせず、故にテロ行為や戦争は下手すれば警察や軍隊、反戦家以上に憎む（1度その時いた場所の近くでテロが起きたことがあるのでその時はポリシーそっちのけでテロ組織を1日で潰した）。 ポリシーがあるだけなので戦闘力は高くやろうと思えば10人を1分弱で殺害することが可能。 同じく全国行脚をしている有馬陸斗とは仲良し。 行動履歴 ・ある人気のない公園での営業で、興味深い男の客がいた。 ニット帽をかぶった猫背のその客はまるでこの謎のカタマリともいえるこの浮羽という男に、核心を突くような話題提起を繰り返した。 彼は思った、この客は面白くかつ驚異になりえると。警察やテロ組織をも小ばかにした彼が、身震いしかけた瞬間である。 挙句彼はその客を始末できなかった。彼は今でも、その男の始末を望んでいる。 それは彼のポリシーが…いや、それ以上のものが彼の衝動を、駆り立てる。 ・力 この間、彼は貴重な体験をしたらしい。 …いいや、貴重と言うには少々度が過ぎているが。 この間の客、どう見ても大道芸人にしか見えない女、普通だが疲れ切った女、そして異世界から現れた傭兵。 こんな4人、そしてさらに別の異世界から来たと語る人間、崩れ、そして戻る世界。 そんな状況は人を戦慄させる立場にあった彼でさえ戦慄させ、そして狂わせた。 自分優位に進めようとした物事はことごとく裏目に出て、そして彼の立場を危うくさせた。 しまいには人間を超えることでしか解決しようがない、とまで思った彼。 だがその思想でさえ途中で諭され、せっかく訪れた人間を超えるチャンスは迷っているうちに奪われてしまった。 結局彼に諭しは響かなかった。 彼は今、『ネクロノミコン』を求めている。あのとき逃した力…片鱗でさえあれほどの力を持つのであれば…本物はもっと…。 はたして彼に、人間を超える日は来るのだろうか。 Nobody knows his whereabouts. …と、こんなところでいいかな。 全く、なんで警察やめてまで俺こんなことしてんだろ。

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