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【職業：2010「私立探偵」をベースに作成】 風戸 成永（かざと せな） 20歳 男 O型　大学生（夜は家業の手伝い） 家業：「風戸オールマイティー調査室」 預けられている親戚の、探偵事務所という名の何でも屋 へらへら男。人当たり良く、学内に知り合いが多い。ただし表面上の付き合いなので心は全く開いていない。理不尽な人間には愛想は振りまかずにそっと離れる。 大学では社会学部社会心理学科に所属。特に心理学に力を入れて学んでいる…つもりが、夜遅くまで家業の手伝いをすることがあるので講義中はほぼ寝ている。学内の知り合いに何とかしてもらって単位を工面しており、きちんとその分の礼をするので、周囲からは信頼されている。中学、高校と陸上で短距離を経験。大学では特にサークルなどには所属していないが、鈍らないように走り込みをしている。「危なくなったらなるべく逃げる」がモットー。逃げ足は一丁前。どうしても逃げられなくなったら拳でなんとかする。語尾に「っス」がつく。 【以下、NOBODY*2 HO3　秘匿内容含】 14歳、両親の他界後、父方の親戚の家に引き取られる。成永が16歳になった年のある日、「おじさんの事務所を手伝わせてほしい」と申し出る。「風戸オールマイティー調査室」は名目は探偵事務所だが、その実は建物修理から迷い犬探し、不良品回収までも請け負う何でも屋である。(素行調査や浮気調査なども少量だが依頼が入る。)突然の申し出に親戚の男は驚くが、いわゆる「なんでも」の部分をさばくために成永は使えそうだな、と判断し、手伝いをさせるようになった。17歳には高校の陸上部を退部。18歳にはその鋭い観察眼と健脚を買われ、時々本命の調査案件などにも関わるようになる。その調査に関わる間、親戚にはばれないように時々裏の人間の末端と交流して情報を集めている。なんならちょっと境界線スレスレな仕事横流ししてもらってる。家業の手伝いも大学での専攻もすべて、両親を殺した犯人を見つけるためである。 他界した両親のことが大好き。仕事熱心だが家庭をおろそかにしない父、料理上手で花のような笑顔が印象的な母、成永は14歳までのびやかに、明るく育っていた。親子関係も良好だった。しかし、珍しく朝から両親と進路のことで口論になり、そのままの勢いで家を出、学校へ行った。ばつが悪く部活後もなかなか帰れず、いつもより少し遅く帰ったその日、あの事件が起きた。 「あの朝すぐ謝っていたら。そうでなくてもいつも通りの時間に帰っていたら。」6年後現在の彼の行動は、復讐心と両親への罪滅ぼしに起因している。 通学や仕事の際、自室で両親の写真に「行ってきます。なるべく早く帰ります」と言ってから出るのが習慣。仕事で帰りが明け方になったら、遅くなってごめんね、と小さくつぶやく。

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