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　UGNに所属するエージェントの一人。いつも飴を舐めている。 　平凡な一般家庭に生まれ育つものの、8歳の時に登場していた飛行機が着陸に失敗、炎上。自分以外の乗務員を含む全員が死亡し、両親と2つ下の弟を失う。自身も本来死亡していたものの、その際のショックで体内のレネゲイドウィルスが活性化しオーヴァードとして覚醒、結果一命を取り止める。 　命こそ助かったものの家族を失い、親戚からは大事故から一人生き残ったことや当時覚醒した直後だったこともありオーヴァードとしての力の兆候が無意識のうちに周囲で頻発していたことから気味悪がられ、身寄りを二転三転とした結果養護施設に入れられることとなる際に噂を聞きつけたUGN職員が接触、UGNの息がかかった施設に収容されることとなった。 　施設でオーヴァードとして力の制御法を学び、親戚の元に戻る気もなかったためそのままUGNに所属しエージェントとしての道を選ぶも消去法で選んだことや大人達からの陰口を耳にしていたことからくる人間不信などでモチベーションが低く、座学も戦闘訓練もサボりがちで周囲からは問題児として見られていた。その頃から自分を見放さず面倒を見てくれていた親友のシュテル・アーベレには心を開いており、高校生となり施設を出て支部に配属される時も『シュテルと同じ支部じゃなきゃやる気出ない』と駄々をこね無理矢理同じ支部に配属してもらい現在に至る。 　基本的にやる気がないそぶりを見せ、学生としてもUGNのエージェントとしてもサボり気味。人にちょっかいをかけたり可愛い女の子にセクハラまがいの事をするのが日常茶飯事。その一方で親戚の元を転々とした経験からか物事に関しての価値観は比較的ドライであり、また自身の内面に対してはガードが固く本心から心を許している相手は施設時代からの親友程度にとどまる。 　力の制御自体は問題ないものの戦闘力は低く、訓練をサボり気味なこともあり本人の銃の腕前もエフェクトによる補正抜きだと素人に毛が生えたレベル。得意分野はサポートであり、特にソラリスシンドロームの能力を起点とした気体による一時的な身体能力及び集中力へのドーピングなどが可能。調子次第で一度に4～6人程度までは対象に取ることが出来、強化される出力は一定までは保証されているものの強化対象のポテンシャルにも依存する。最大では一時的に3～4倍以上の出力を引き出すことも可能だが、その分自身への負担も大きくなる。 両親事故、施設育ち。親族から厄介者疎遠

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