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「私は赤座楼。壱番街の赤座楼さ」 「珍しい品だねぇ。私が持つ蒐集品の一つに加えたいところだよ」 「オレを誤診でこんなところに閉じ込めやがってクソ野郎共が！！今に見てろよ倍返しにしてこの恨み返してやるからなア゛ァ゛！？」 壱番街の標本。様々な物品を蒐集する趣味がある。 頭部である番傘からぶら下がった木札は、これまでに集めた品を妖術で形を変えたものらしい。番傘から中を覗いてみると真っ暗な"黒"がそこには広がっていて何も見えない。 外見の不気味な歪さも相俟って、どこかつかみどころがない妖怪だ。 普段は丁寧な口調で話し物腰が柔らかそうに見えるが、実際の彼女は怒りっぽく口調が荒い人間である。 色々な物品を蒐集しているのは、今居るこのバーチャル空間から脱出できる手掛かりになるものがないか探す為だ。 元の記憶は朧げだがプログラマーかそれに準ずる職業、とにかくコンピューターに触れるなにがしかの技能だったのではないかという程度に記憶している。 職業技能は【コンピューター技術者】から一部参考したカスタムで組み。朧げなのでコンピューター技術者の特記(コンピューター技能に補正)は無し。 本名：宜野座　丹千夏(せんのざ　にちか)

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