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へいミスター！俺の名前は朝倉旭、世界を股に掛ける遺物ハンターさ！君も俺と一緒にロマンを追いかけようぜ！ ん？外国語？そんなの知らなくてもジェスチャーだけでなんとかなるもんさ！はろーはろーぐっぼーい！ こんなやつである。 興味のあることのみに頭脳を働かせたせいで分野特化型アホの子になってしまったアラサー。 「なんか昔のものってだけで男のロマンを感じるよな！俺そういうの大好き！」という理由だけでここまでやってきた。 海外の密林で調査している最中に猛獣に襲われることが何度かあったため、アメリカでライフル技術を磨いた。 「ホールド？プル？バーン？おーけーおーけーバーン！！！」「Nooooooo!!!!!」 当時の教官は指導期間中に体重が3kg減った。「彼は良い奴だが二度と指導役にはなりたくない」などと語っている。 という性格だった。あの日までは――。 『パンドラの箱舟』　記憶喪失END　彩祁凪紗(さいけなぎさ)に片思い中(なお彩祁さんは朝倉の判断ミスにより死亡)。 　　　　　　　　　　錆び付いたミセリコルデとチョーカーを持っている。記憶にないが、見ていると何故だか涙が零れる。 【記憶喪失後】 雨の降る山中で左肩を負傷したまま錆び付いたミセリコルデと誰かのチョーカーを握った状態で徘徊しているのを地元の住民に発見され、警察に保護された。自分の名前すら分からない状態であったが、警察の調査の甲斐あって遺跡調査のプロ「朝倉旭」であることが判明した。 無事自宅へと変えることができたが、以前と比べて非常に暗い性格となった。 自分の命に対する投げやりな気持ちはあるが、心のどこかで死んではいけないという戒めの気持ちが残っている。 ――時々心に響く声。自分に託してくれた「誰か」。顔も性別すらも分からない、名も知らぬあなたの声だけが、俺の心の道標。

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