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＊2015警官、刑事ベース ＊特徴表 3-2プロ・ドライバー…小さい頃から乗り物で遊んでいた。あらゆる＜運転＞技能の基本成功率は50％である。 1-3素早い…柔軟さと軽快さを併せ持っている。DEX+1。 容姿： 膝下まである白銀の髪。ストレートで触るとサラサラしている。黒いリボンで一本に結んでいる。 瞳と眉毛の色は同色で白に近い銀。丸縁の眼鏡着用。 肌の色は褐色。髪も瞳も肌の色も全て自前。 ネクタイは意地でもしない(正式な場では渋々する)が、シャツのボタンは上まできっちり留めている。 見た目と地声の低さから男性だと思われがちだがれっきとした女性。初対面で女性と見られる事が余りないので性別を間違えられるのは気にしない。 備考： 基本的には堅物で真面目。自分に宛がわれた仕事を淡々ときっちり熟すタイプ。 口調が固く表情の変化も乏しいため誤解されがちだが面倒見は良い方。もしかしたら器用貧乏かもしれない。 上司や先輩、目上の相手が正しい事を成している分には逆らう事はないが間違った事をしていると思えば噛み付く事もある。 仕事中に感情を露にする事は稀だが、本来は感情の起伏が激しい方で涙脆い。理性的に振る舞ってはいるがどちらかと言えば感情論タイプ。 他者を身を呈して守ろうとする傾向が強い。自己犠牲や自殺願望があるわけではない。 実は大の甘党で可愛いもの好き。自分の見た目に合わないので普段はブラックコーヒーを飲んでいるが、本当はミルクもお砂糖もたっぷり入れたい。 一人称：私 二人称：あなた、君 ©ぽよよまる様 「書類整理は苦手か？……半分なら手伝おう。君が終わらないと私も帰れないからな」 シナリオ： レゾンデートル 以下＜レゾンデートル＞ネタバレ注意！！！ HO『レゾンデートルを探す者』 あなたは自分の生きる意味を、存在理由を探している。 自分のやる事、成す事、全てを称賛されている人生だから。 貴方は否定を知らない、されたことがないから。 そんなものに、何の意味もない。 007 毎日が霞がかったようにぼんやりとしている。 そんな中、耳に入ってきた『レゾンデートル症候群』の話。 その言葉に、貴方はハッとした。 そうだ。 自分はこの病におかされているのだ。 誰に聞くより早く、そう判断した。 理解した。 そして諭した。 自分に残された時間は恐らく少ないだろう。 自分のすべきことは何か、やるべきことは何か わからないまま、今日も市民を守る。 ただ、その名だけの正義をふるっていく。 ---------------------------------------------------------------- 秘匿HOボーナス INT又はEDU16固定 貴方は優秀だからだ。 警察官の取れる知識、探索技能の初期値が全て30。 また、貴方は現場仕事が難なくこなせはするが、苦手である。 戦闘系技能(回避も含む)の、技能上限を50とする。 アーティファクト：＜相棒の拳銃＞を所有 渡刈とのバディの証として交換した拳銃。 強いその絆は何でも打ち抜くことが出来る。 一度だけ＜拳銃＞のダメージが2倍になる。 ------------------------------------------------------------------------- ☆貴方の重要な人 渡刈 世那(とがり せな) 34歳 AB型 元捜査一課。 ちゃらついた見た目と性格が印象的な先輩。 だが、見た目と反してかなり優秀な警察官であることを貴方は身をもって知っている。 何故なら、彼は貴方が捜査二課に配属されたその時から、つい最近まで貴方の相棒として常に行動してきたからだ。 しかし、HO1が配属されたその日に、彼は自ら相棒の座を＜HO1＞に譲ったのだ。 貴方はその行動に酷く反発したが、彼が貴方の隣に戻ることはなかった。 貴方はそのことをいまだ不服に思っているが、事件の相談、世間話などをよくする仲である。 葛南 東(かつな あずま) 26歳 B型 気だるげな見た目と性格が印象的。 彼は＜HO1＞とほぼ同時期に突如、捜査二課にやってきた。 上司曰く「別の警察署から移動してこちらに来た」らしい。 しかし、彼の歴を調べても何も出てこないのだ。 そう、「なにも」 素性のしれない彼を貴方はあまりこころよく思っていない。 また、このことを貴方は＜HO1＞に言わずにいる。 ------------------------------------------------------------------------- ☆黄昏時の悲劇(たそがれどきのひげき) 一人の男が警察への私怨を理由に人質をとり、立てこもり事件を起こした。 捜査一課がその事件を担当し、現場に乗り込んだが、致命的な判断ミスを犯し犯人が乱射した銃により、人質、捜査班は死亡。 唯一生き残った一人が犯人をその場で射殺し、事件は終息を迎えた。 時刻は 17：00 をすぎたころだったらしい。 夕日が綺麗なたそがれ市にて起きた最大の事件ともいえるだろう。 また、貴方はこの事件の唯一の生き残りが、「渡刈」である事を知っている。 しかし貴方はこの事件で起きた事を渡刈には聞かずにいる。 このシナリオ中、貴方はこの事件について調べることが可能。 ただ、警察署内の上層部がこの事件をもみ消そうとしている。 調べる際は人目を憚らなければならない。 ------------------------------------------------------------------------- ☆死神 貴方は耳にしたことがある。 この警察署には死神が憑りついているという話を ご丁寧にその死神には名前が付いているらしい。 『ユウド』 貴方はその噂を鼻で笑い飛ばすかもしれない。 裏設定： 渡刈とバディを組んでいた頃は今よりもっと素の性格に近かった。ちゃらついた見た目と性格にバディを組まされた当初こそ見下していたものの、それはすぐに覆された。 初めて渡刈とバディとして事件に当たった時、普段の様子と全く変わらないのに鮮やかに事件を解決へと導いていく手腕に虚を突かれ呆然としている内に事件は解決した。以降、渡刈に絶対の信頼を置くようになりバディとして、後輩として学んできた。 そのせいか気付けば自身も優秀な刑事として持て囃されるようになった。しかしその称賛は当然だと思っていた。あの渡刈に付いて学んでいたのだから。自分が称賛を受ける事はイコール渡刈の称賛になると本気で思っていたので誇らしかった。これからも彼の隣に立つのは、バディで在り続けるのは自分以外居ないと根拠もない絶対の自信を持っていた。反対に自分の隣を任せられるのも彼だけだと思っていた。 渡刈に対して陶酔とも呼べる感情を抱いていたし、彼の前でだけは素の自分を曝け出せた。映画を観て大号泣した事を揶揄われた事も感情の起伏が激しい自分と胸倉を掴み合うレベルの大喧嘩をした事も流行りのカフェに一人で入れない事を嘆いていたら付き合って一緒に入ってくれた事、そこで甘党で可愛いものが好きな事がバレて以降ファンシーショップやカフェに付き合ってくれるようになった事も何となく伸ばしていた髪が邪魔で切ろうとした時「綺麗なんだから伸ばしてれば良いじゃん。邪魔なら結えば良いだろ」と言われて黒いリボンを渡されてから髪を伸ばし続けている事も誕生日に貰った腕時計も出先で大雨に降られてラブホに入った事、流れて一度だけ身体を重ねた事も。憧れが恋に変わっていた事も、全て大切で同時に失うのが怖かった。自分が彼に対して恋愛感情を抱いている事を絶対に知られたくなかったし、彼に特定の相手が出来てしまう事も嫌だった。この関係性が変わってしまうくらいなら相棒のままで良い。相棒としてなら自分はずっと彼の隣に居られる、そう思っていた。 HO1が配属されたその日に、何の前触れもなく相棒の座を譲られた時世界が揺れた。その場では動揺を全く見せなかったものの、勤務が終わり次第渡刈を取っ捕まえて自宅に連れ込んだ。どういうつもりだと問い質しても彼が真意を語る事は終ぞなく、抱えていた色々な感情が爆発して「私はあなたが好きだ！勿論恋愛感情として！どうしても私とのバディを解消すると言うのなら、何も話さずに解消すると言うのなら！最後くらい夢が見たい、あなたに必要とされていたのだと！愛されていたのだと！それが出来ないならバディは解消しない！！！」と胸倉を掴みながら怒鳴った。結果として彼は自分を抱いてくれたし、沢山愛してくれた。けれど、それは同時に自分の隣から居なくなる事を示唆していた。翌朝目覚めた時、渡刈は隣に居なかった。「一旦家に帰る、また職場でな」のメモだけが残されていた。 そのメモを見て、もうあの頃の2人には戻れないのだと、彼は自分の隣には戻って来ないのだと察した。恋人にも相棒にもなれない自分が、たった一人の特別になれなかった事が悲しくてシャワーを浴びながら一生分くらい泣いた。 その日から渡刈への全ての感情と思い出を仕舞い込んで、現在の取り繕った体裁を保つようになる。渡刈とも世間話や相談はすれど、プライベートで会った事はないしバディの件を掘り返す事もしていない。しかし彼から貰ったリボンも腕時計も捨てられずにいるし髪も切れないままずるずると伸ばし続けている。 葛南の素性が知れない事により、内心かなり警戒している。 何があったわけでもないため現状は自分一人の心に留めているが、必要とあればHO1に共有するつもりはある。 HO1の事はバディを組んだ以上責任を持って育てるつもりなので、一定以上の信頼はしている。何かあれば守る事も辞さない。 しかしプライベートに踏み込ませるつもりは現状一切ない。ので本性を見せる気もない。 黄昏時の悲劇についてはいつか聞こうと思っていたが、結局聞けず仕舞いだった。 今では渡刈本人に聞く事も心境的に難しく、上層部が揉み消そうとしている事に気付いてからはより一層慎重に調べるようになった。この事はHO1にも伝えていないし、巻き込むつもりは今の所ない。完全に独断で調べようとしている。 渡刈の事は割り切ったと思い込もうとしてるだけで全然割り切れてない。いっそ妊娠でもしてれば良かったのに、って思ってるくらいには引き摺ってる。 だからこそ自分の生きる意味、存在理由を探しているのかもしれない。隣から渡刈が居なくなった毎日はぼんやりとしていて色彩がない。どうして自分がここにいるのか、なぜ生きているのかが分からない。渡刈の隣に居る事が生きる意味で理由だったはずなのにそれがなくなった今、どうすれば良いのか分からずにいる。そこで気付いた。自分が『レゾンデートル症候群』に侵されているのだと。そう気付けばやけにすとんと自分の中の落としどころが見付かった気がした。そう長くない命をどう使うのか、どう使えば良いのか、その答えが見付からないまま今日も藻掻いて生きている。 シナリオ後、室長補佐官の立場になったがそれを利用して渡刈の世話をしまくっている。 呼び方も基本的には「渡刈室長」だが素が出ると「世那さん」呼びになる。性格も本来のものにかなり近くなった。 ただし遥くんに対しての態度だけは一向に軟化せずめちゃくちゃ厳しい。 渡刈が出勤する度にご飯を食べたかきちんと眠れているかと体調管理をするのを見ていた昔のバディ時代を知っている先輩刑事に「それならいっそ同棲しちまえば良いんじゃねえのか？仲直りしたんだろ。そもそもまだ付き合ってなかったのか？」と言われたのがきっかけで同棲するようになった。その内結婚してると思われる。

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