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【設定】 かなり裕福な家庭の第三子として生まれる。上の兄姉は成績優秀で社交的な性格だったのに対し、引っ込み思案な気質で本ばかり読んでいたため、両親からそれほど関心を注がれずに育った。 当然友人も少なく、疎外感と共に中学生までの生活を送る。 高校に入学したころ、とある（そして後に自身が所属することになる）FHセルの引き起こした事件に巻き込まれ、レネゲイドウィルスに感染すると同時に覚醒する。 殺戮衝動に任せるまま人を殺し、その様子を見られていた彼女は脅迫され、半ば強制的にFHセルに協力させられることになる。 ＊ 表向きは儚げな文学少女だが、その正体は命令のままに幾人ものオーヴァードを殺害してきたFHエージェント。 殺戮衝動への恐れから一層人との関わりを避けるようになり、代わりに読書する時間が増えた。 同時に"命令"の大義名分を与え、殺人衝動を発散させてくれるFHの任務を忌避しながらも無意識的に依存している。 ＊ こちらの世界での有里楓との出会いは数年前。 とある喫茶店で偶然会話したのがきっかけであった。 （ちなみにこの時はオリジンの人間の方であったという設定） 年齢が大きく離れていたことが逆に功を奏したのか珍しく意気投合し、やがて大切な親友という認識を持つまでになる。他人に疎外感を感じ、またFHエージェントとしての殺伐とした日々や次第に膨らんでくる殺戮衝動に怯える日常の中で、毎週土曜日の午後、喫茶店で彼女と過ごす時間だけが輝いて見えた。 ＊ 数日前の作戦はその喫茶店を襲撃する、というものであった。 UGN支部のフロント企業であったことが発覚したからである。 奇しくも土曜日、楓はそこにいた。（それは彼女がUGNエージェントだったからか、あるいは一般の客だったかは定かではない）。 襲撃当日、彼女の姿を見た湊は過呼吸を発し、その場から逃げ去ってしまう。 しかし作戦が実行され、あたりが火の海に包まれると、意を新たに楓の救助のために現場に戻るが――。 ＊ 自己嫌悪と絶望で抜け殻のようになったまま、数日を過ごす。 楓を失って初めて気が付いたこと。 それは『殺戮衝動を満たしながら平穏な生活を送りたい』と考えていた自分の歪さ。 だからこれは罰であると思っていた。任務の名のもとに人を殺し、心のどこかで歓びを覚えていた自分への。 だが、もし奇跡が赦されるのであれば、やり直したい。 そうして彼女はシンボルタワーへ足を運んだのであった。 【イメージソング】 ・ズッ友　神聖かまってちゃん ・彩脳-TK Side-　TK from 凛として時雨 【サビ】 何でもいい。 くだらない感傷でも、意味のない妄執でも。 この手の中にようやく掴めたそれの正体など、何でもいい。 ただ、もう二度と逃したくないと思ったから。 こんな奇跡はもう起きないと知っているから。 「絶対に放さない…から……っ！」 【元凶】 FHに所属していて… 数日前の作戦にこっちの世界のPC2にあたる人物が巻き込まれて死んじゃって… その後FHを脱走して…って感じを想定していますが、アレそうでしたら別のPCを作りますね… 【設定メモ】 ・文学少女。 　どうして ・どう見ても包丁にしか見えないイノセントブレード ・FHだったけど脱走。なので現在は所属フリー 【詳細メモ】 ・所属するFHセルのテロに参加する。 　そこで親友であった〇〇が巻き込まれる。 ・守るため奔走するも、あと一歩手が届かず、目の前で炎に飲まれ死なせてしまう。 ・衝動的に作戦から離脱、FHセルも脱走扱いとなって追手を返り討ちにしながら抜け殻のような日々を送る。 ・こうしたトラウマからPC2を守ることに強迫的とさえいえる一面を覗かせる。 　《チェンジ》と《軍神の守り》は文字通り死に物狂いでPC2を守るために体得したもの。

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