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特徴表：2-7　珍しい技能 INT*5％の日常生活は、役に立たないが特定の人を感心させるような技能を一つ持てる。 →芸術（ベリーダンス） 〇HO3「【心強き者】」　PL：せお ・あなたは多少のことでは動じない性格です。 ・POW が1D3+15 となり、初期SAN 値が-10 されます。 ・＜精神分析＞と＜心理学＞に+20 がボーナスとして加えられます。 アメリカとのミックス。 アメリカと日本を行き来して育ったため、どちらも母語として話すことができる。 名前は最初カーマ(Qama)にされかけたところを父親がなんとか押しとどめてキアナになった。 発音はキャナに近いためカムと愛称で呼んでもらうことが多い。 外つ国の特徴が外見に大きく出ているため、半分外国人としてのふるまいを場に求められることが多く、意識的に分かりやすい「外人ロール」をしがち。 それを別に苦とも思わず、明るい性格のため友人は多い。 名の元になりかけたカーマはかの有名なヒンドゥー教における愛の神。 愛に満ち溢れた人柄、人生であってほしいとその名づけもしっかりとした親の願いではあったが、 サンスクリット語本来の意味だと欲求や欲望(性的欲求も含む)の意味合いが大きいため女の子にそれは………………………と父親が粘り勝った。 そっちの意味だって本質的で健康的な生活に欠かせないものではあるじゃないと母はいまだに残念そうにしている。 ６つ離れた弟(カリム)が一人いて、今は大学に通っている。 今は一人暮らしだが、実家に帰れば父母とサールロース・ウルフドッグ２頭がいる。 立ち上がると同じくらいの身長になる彼らを引き倒されず抱きしめるために体を鍛えようとボルダリングを始めて６年たつ。(登攀に技能値) 母親の趣味を引き継いでベリーダンスもかなりの腕前になった。 人前で肌を晒すことにさほど抵抗がないのは、幼い頃から仕込まれた過激な衣装の舞踊のせいなのか、性愛の意味を持つ名前を当てられるところだったと 繰り返し聞かされたことによるものなのか。 人に好意を伝えることも、肌を触れ合わせることにも忌避感はない。 キアナの世界には愛があふれていて、キアナが好ましいと思う人だけで構成されている。 悪くない見目のキアナが微笑めば、大抵の人間はキアナに親切にしてくれた。 老若男女問わず、キアナは大抵のコミュニティでアイドルであった。 人を愛することが好きで、人に愛されることが好き。 まっすぐに育てられた頭は物事の飲み込みも早かったようで、勉学にも苦労することはなかった。 周りの人を幸せにしたい、苦しみを取り除く助けになれればいい。そう言って彼女は精神科医を志し、めでたく医師免許を取って精神科医として勤務している。 好きなもの：周囲の人たち、犬、コーヒー 苦手なもの：寒さ、好意の押し付けをしてくる人 以下秘匿 ・あなたは物心ついた時から恐ろしい夢を見続けています。子供の頃は眠ることに恐怖さえ覚えていました。 ・カウンセリングや精神分析も受けて来たことでしょう。しかし、今なおその奇妙な夢を見続けています。 ・いつしかその夢はあなたの日常となり、多少のことでは動じない強い心を育みます。あなたにとって悪夢とは日常です。 ・それとは反比例するようにあなたの親しい人達（特に家族） は精神を病む人が多くなりました。 ・いろんな悪夢がありますが、特に多く共通しているのは「蒼い光」「島」「水」「洋館」が出てくるものです ・あなた何故か強く惹かれるものがあってこのツアーに客として、もしくは医療スタッフとして参加しました。 恐ろしい夢はいつも自分と共にある。 運動を始めたのだって、勉強に打ち込んだのだって、疲れて眠ってしまえば夢も見なくなるだろうという打算からだった。 泥のように疲れ切って夢もみないほどの眠りを狙って引き続けることで、少しでも見る回数を減らすことができれば。 そう思ったが、うまくはいかなかった。 ストレスの原因を呑み込めなかった人間がどうするかといえば、その原因と共存し始めるのである。 彼女はストレス自体を感じなくなる道を選んだ。 蜘蛛だって、幽霊だって、怖くない人は怖がらないじゃない、ただそれだけのこと。 そうして彼女は頑強な精神を手に入れた。 もともと恵まれた環境、体躯、頭脳、外見をしていたことも功を奏した。 世界は彼女にとってあるていどイージーだったから、やってできないことはないと思っていたからだ。 意思の人だった彼女は、時を経て精神力の人になった。 自分が思えば、望めば、叶う。それが周囲の力か、自分が叶えていることかなんて結果の前ではどうでもいいのだ。 次はその恐ろしい原因そのものを分解しにかかった。 精神とは、夢とは、そもそも恐怖という感情とは。ストレスや自身の意にそぐわないものごと、それらは分解して理解してのみこめばよい。 その興味本位が長じて、現在の職にまでなった。 彼女の周囲は愛と幸福であふれていたが、もしかしたらそれは彼女が周囲から奪い取ってしまったものかもしれなかった。 そう思うほどに、周囲が浮かない顔をし始める。家族まで精神を病むようになってからは、精神科医を目指そうという意思は揺るぎないものとなっていた。 しかし、優秀な成績を修めて医師となっても、周囲の治療はうまくいかなかった。 そこに飛び込んできた今回のツアー。なぜだかわからないが惹かれるものがあった。 進退窮まる状況にいい加減鬱屈していたのかもしれないし、夢と少し被るキーワードが頭にひっかかっただけかもしれない。 年次選択の際に最後まで外科と迷っていたから、医療の心得もそこそこにある。その腕を生かして医療スタッフとして参加することに決めた。 できることはできるときにやる。それが彼女の座右の銘だから、今回のツアーは職分も弁えつつ思い切り楽しむつもりだ。

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