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亜門大学所属「言語学のおもしろ女の方」、天城有栖の助手をしている変人。頭と顔は良いが、いつもニコニコしていて気色悪いと苦情が多い。面白いから笑ってるらしい。 キテレツな見た目に加え、放し飼いしてる猫を追っかけてパルクール技術を会得、鍵をなくしすぎてピッキング習得、演劇部時代の名残で変装技術を持っているというよく分からない経歴をしている。ちなみに宝塚系。 が、恐ろしいことに最年少手前で准教授になっている。どの分野においても才媛でありながら、天城有栖に対抗意識を抱いて准教授になった。有栖本人は能力を認めており、その才能を伸ばせるように配慮している。 少々常識知らずな言動はするものの、何だかんだ倫理的にはマトモな部類。ただしポカが多い、優秀故のおごり。 天城とは親戚の関係であり、昔から仲が良い。学生の頃の吾妻は周囲がついてこれず孤立気味で、人を馬鹿にするような性格だった。高校の途中までは喧嘩も絶えず、ステゴロのスキルは其処を端とする。 高校時代に有栖に懇々と専攻の話を聞かされ、「差異を認めること」を理解してからは態度がマシになり、今の様子に落ち着いた。ライバルと言って憚らないが、内実ともに恩人だと言って問題ない。彼女は変わっているが、だからこそ変わり者を認める。 目を閉じているように見えるが、これは剣道の知識から培った独特な視野のとり方。相手の心理を言葉でも、顔色でもなく、足で見ている。無意識だから色濃く性格が出ているとか。

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