タグ： 小森のキャラシ

「ふふ、こんなと所に人の子一人で 何の御用？お山には怖い鬼が住んでいるとご存じないのかな？」 「僕の名前は紅月童子。 見目麗しいと人は言うけれど、 僕からすれば鬼の価値は美醜ではなく力だけだ。 君もそう思うだろう？」 大江山に棲む美しき怪鬼。 鬼らの首魁である酒呑童子と共に 都を脅かすことを娯楽としている。 容姿は美しい少年であり しゃべり方にも品はあるが 性格は粗雑で脳筋。面倒ごとも何もかも 壊してしまえばすべて解決。という単純思考。 美しいものが好きで、屋敷には 都から奪ってきた調度品や絵が飾られている。 一時は女を攫い、引きずりまわして解体したり すりつぶして血化粧の材料にするなどの 遊びを好んでいたが。もうすっかり飽きてしまったのか 今は装飾品を集める事と、美味しいものを 食べる事が何より楽しいお年頃。 HO1の事は人間にしては骨のある男という事で 本人なりには気に入っている。 ついつい憎まれ口をたたくのも 彼なりの愛情表現でもある。 いつか叩きのめしてやりたいと思う反面 永遠に互角勝負で遊んでいたいとも思っている。 折れない所が好きなので 自分の前で命乞いをするような無様を 晒した暁には生きたまま腸を引きずり出して 考えうる限りの方法で痛めつけて殺そうと思っている。

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