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小山内　チヨ(こやない　ちよ) ▶性格など 17歳にしてはしっかりしており前向きな性格。新しい物好きで好奇心旺盛。家にお金が無いので色々我慢していることが多い。家族と使用人たちの事はとても大事に思っている。 外では凛とした令嬢としてふるまっているが家族や使用人達の前では表情豊かで明るい部分を出す。感謝の気持ちなどはすぐ口に出し、使用人たちにも常に感謝の意を伝えたりしている。 自分の意見をしっかり持っておりハキハキ発言できる。 外に出かけたりすることは好きだが身体が人より弱めで体調を崩したりしやすい。 留男には少しツンデレな対応をする時がある。留男のことは「トメ」と呼んでいる。 ▶過去など 幼少期は引っ込み思案で風邪をひきがちであり、中々外に遊びにいけないため、あまり友達もおらず寂しい気持ちを抱えていた。小山内家使用人の子供である留男がチヨが幼い頃から会いに来てくれていて仲が良く、定期的に花や虫などを持ってきては外ではこんなことがあった、などの話を毎回目をキラキラさせながら聞いていた。隙を見ては自分の元にやってきて色んな話を聞かせてくれたり、体験させてくれる留男はチヨにとって新鮮で楽しく、習い事が多く、病気がちで外に出れない日々の中の掛け替えのない時間を与えてくれる、太陽のような存在であり、大好きで大事な人だった。 ある日留男は大目玉を食らってしまい、それから留男がチヨの元にパタリと訪ねなくなる。屋敷の中で仕事をしている彼を見つけたりはするが前のように話しかけてくる所か親しく話すこともなくなってしまったと自分が思っていたよりもショックで体調を崩してしまった時もあった。 距離を置くようになってからも時また、留男が現れるのではないか、また一緒に楽しく話ができる日がくるのではないか、また私を見て楽しそうに話してほしいと心の中で期待をしてしまったり、他の使用人とは楽しく話をするくせに自分とは何故話をしてくれないのかと嫉妬する自分がいた。留男と話さなくなってからチヨは彼へ向けていた気持ちに恋情が含まれていたのではないか、と初めて自覚することになるがその気持ちは口に出すことは許されないまま季節は何度も巡っていった。 習い事に明け暮れ勉学にも励み、立派なお嬢様にはなったが時代の流れにより家が傾きかけていくのを日々感じていたが女の自分に力はなく、政治的な結婚をすることが今の自分ができる最大限の親孝行だと思っているが力が無いことが悔しくもある。 使用人の数が減らされたことで留男と再び関わることが増えた事が純粋に嬉しくもあったが久しぶりに話を色々出来るようになったが秘めている恋情が彼に伝わってしまわないか不安になり、少し彼にツンとした態度をとってしまうときもある。ツンとした態度をとった日の夜はひとり反省会をしている。 ▶︎その他プロフィール ○誕生日：2月1日 ○好きな食べ物：干し柿 ○嫌いな食べ物：ハッカ ○趣味：裁縫 ○特技：早縫い ○喫煙/飲酒：吸わない/飲まない ▶︎一人称/二人称 「私」/「貴方」

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