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「すんませんね。 俺、この会社で働かないとやっていけねーんすわ」 「さっきから聞いてりゃあ可哀想、可哀想ってなあ…。 口だけの慈悲なんていらねーんだよ！！失せろ！！！」 「俺は、司祭様がやれって言われたことはきちんとやりますよ。 例え、妻と娘を死なせた自分自身を、罰として殴り殺せと言われてもね」 一人称→俺 二人称→お前 とある薬品メーカーの会社で働く会社員。 少しくたびれたリーゼントと右目を裂くように縦に入った傷が特徴。 三白眼で目付きが少し悪い。ボクサーをやっていたので、少々顔が歪んで見える(APPが低いのはそのため)。「怖い」と会社内で噂になってから、目もそんなに悪くないのに眼鏡をかけ出したが、三白眼や目付きの悪さは変わらず。 性格は楽観的だが短気。しつこいことは大好きだが(ボクシングでも、しつこいと試合も盛り上がるし)、自分の性格自体を責められたり、家族のことを何度も何度も憐れまれることはめちゃくちゃ嫌。会社に入ってから妻にアドバイスを貰い、聞いても軽く受け流すことを覚えた。全体的にくたびれた口調で喋り、会社内では性格的にも体格的にも若干浮いている存在。ただ、仕事はできるため、上司も辞めさせられずにいる。 社会常識はある方。謝ることもできるし、指示も聞ける。 元プロボクサー。学生の頃から気性が荒かったため、見かねた教師がボクシングを勧める。そのままどハマりし、ボクシング界で名を轟かせていた。ボクシングをしている期間に、記者だった妻と知り合い結婚、娘にも恵まれ、幸せな生活を送っていた。 しかし、不運の事故で怪我をし、選手生命が絶たれてしまい、家庭の生計を立てるために無理矢理会社員に転職。入りたての頃は、体格で合うスーツが似合わない、力が強すぎてPCのキーボードを何台も破壊するなど、会社にとっては痛手すぎることを何度もし、上司からやんわりと転職や辞職を勧められていたが、精神力と家庭を想う気持ちだけで続けていた。この会社に入ったことによって、法律やコンピューター技術などを習得した。 しかし、数年前に、自分の誕生日をお祝いするために会社まで迎えに来ていた途中、交通事故に遭って妻と娘が他界。悲しみに暮れまくって仕事どころではなくなってしまった時期もあったが、元々の精神力と宗教のお陰で今の仕事を続けている。今、会社内では、若干砕けた敬語を使い、ほぼ話さず無口である。話をするのは嫌いじゃないが、仕事だけしてさっさと家に帰るスタイル。 妻と娘が他界して間もなく、たまたま街中で話をしていた宗教に関心を持つ。元々は自分の信念を貫き通すスタイルだったが、この頃は心も疲れていたため、気が付けばその場で話を最後まで聞き、聖書を持ち帰り、それを夜が明けるまで読み漁っていた。それから、その宗教の虜である。司祭は、ふた周りも離れた若い男性であるが、素晴らしい存在だと思っており、世間からもっと敬われる人だと思っている。 □通過シナリオ アイの方舟

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