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誕生日：4月15日 【自分から探索者になりに行こうとしてる男】 某大学で民俗学部に所属し独自に文化人類学を研究している男性。 成績は優秀で後の研究員として大学側でも期待されているが、その反面研究にのめり込み過ぎて何度か留年にあやぶまれている。ギリギリ何とかなってる。 今回の『共哭村（ともなきむら）』へのフィールドワークは、学業の集大成として村の研究結果を持ち帰れるか、一か八かの取材でもある。 性格はおおらかで明るいが、研究に関係の無いことはあからさまに興味を失うか、興味示さないところがある。 幼少期に家族との旅行先で誘拐事件に遭い、とある村で不可思議な儀式の生贄にされかけたことがある。 偶然居合わせた他の旅人によってその身は無事保護されたが、一歩間違えれば凄惨な事件にも成りえた儀式の光景は 彼自身にとってトラウマになるどころか身を焦がす程心惹かれるものとなってしまった。 村の人々の生活に根付いた強い想いこそが信仰となり、その土地の文化と自分の体験した儀式が生まれたのだと幼いながらに知った彼は またいつかその時の光景に出会えるかもと各土地を調べ回り、研究時間を費やしている。 当然のようにその後友人は出来ることがなく、孤独になってしまったが　なってしまったものはしょうがない。 だが、最初から「得れた」ことがない自分にとって「失った/亡った」故の孤独には、密かに興味がある。 『共哭村（ともなきむら）』に向かえば、自分の知らない「孤独」を知るものと出会えるのではないか その「孤独を癒す村」がどのような人々によって文化が作られたのか、その想いの源流が見れるのではと並々ならぬ期待している。 【特徴表etc】 5-5 おおらか:嫌なことをすぐに忘れられる 精神科クリニックや療養所などでの正気度ポイントの回復が+1増加する 4-6 寄せ餌(D):人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっと酷い目にあうこともある。(デメリットボーナス+20%) ```:: HO2：無 あなたは研究者気質で、これまで友人など必要無かった。 推奨……高EDU、人類学、考古学or歴史 情報を拾ったり繋げたりするのが好きな人向け :: HO2秘匿 あなたは『人が形成する社会や文化』への探究に心惹かれ、それなりの年月を勉学・研究に費やしてきた。いわゆる文化人類学に関する知識を豊富に持っている。 これまで勉強・探究一辺倒だったためか身近な人間との交流が疎かになりがちで、あなたの身の回りには友人と呼べる者がいない。人間への興味はあるのに、自分自身が交流するとなると勝手が違うのだ。あなたは学問を優先しつつ、それを何とかしようとしてきたかもしれないし、気にしないようにしていたかもしれない。いずれにしても、孤独であることを意識するようになり始めた矢先のことだった。 『社会の中で孤独を抱えたり、疎外感に苛まれる人間だけが迎え入れられ癒してもらえる、桃源郷のような村があるらしい』 そんな眉唾物の情報を目にした。同様の村を示唆すると思われる情報を辛うじて辿っていくうちに、それが『共哭村（ともなきむら）』という名前であることを突き止めたあなたは、地図上ではどこにも存在していないこの村に強く興味を惹かれるようになった。 これが本当なら、この村はなぜ『孤独なものだけが招かれ癒される』のだろうか。自分の孤独も癒されるのか？どのようにして？……疑問が湧き、それを解消するには実際に調査するより他に手はない。あなたは僅かな情報をかき集め、『共哭村』を目指してF県の山中に赴いた。``` ---------- ```:: PL向け情報 ▼ 推奨……＜回避＞＜目星＞＜聞き耳＞＜人類学＞、＜考古学＞or＜歴史＞、高めのEDU(18以上) ▼ 秘匿内容に沿うことができれば新規・継続は問いません。抱えている孤独感をどう受け止めているかは自由に設定して構いません。 ▼ HO2はシナリオ中、PLが指定する単語や情報について＜知識＞＜該当する技能＞をロールすることで、文献で調べずとも詳しい内容をもともと知っていた・その場で思い出せたことにできます。 ▼ 作者が浅学のため厳密に定めていませんが、当シナリオにおいては文化人類学を『さまざまな民族や文化圏の民族史、言語、制度、生活様式、風習、宗教などを対象とする学問』として簡単に定義しています。 探索者はそれらに興味を持ち、文化人類学の観点も含めて共哭村を調べようという意欲を持っていることを推奨します。 ▼ HO2は以下の事前情報を入手しています。 ■ 共哭村（ともなきむら） とある地方に存在するとされる、桃源郷のような美しい村。孤独感や疎外感を抱える者だけが訪問できるとされ、そこでは"ともなきさま"の恩恵で寂しさが癒されるという。村から帰ってきた者は村がどこにあったか、村で何があったかを忘れてしまい、どんなに願っても二度と辿り着くことができなくなるらしい。 村にまつわると思われる情報は特定の地方の歴史書やネット上に散見されるが、いずれも具体的ではない。散在する情報を解析することで、もし本当に存在するとすればF県の山中にあるのだろうと推測できる。```

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