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市河 左近(いちかわ さこん) 黒衣(後見) 35歳/男性/176cm/65kg/1月3日(誕生花:梅) 高名な歌舞伎俳優の嫡子であったが生まれつき心臓に疾患を持っており、幼い頃は入退院を繰り返していた。 合間を縫って稽古に励むも結局歌舞伎役者になることは出来ず、一回りも歳の離れた弟が跡目を継ぐ事となる。 それでも何か力になれぬものかと考えた結果、影ながら舞台を支える手伝いをと黒衣役をしている。 物腰柔らかで落ち着いた言動、誰相手にも丁寧に接する。そんな性質もあってか、役者や後見達からの信頼はそれなりに篤い。 弟さんの事はとても可愛がっていた(つもり)。方向性は違うが仲は良い兄弟だった。10も歳が離れているため昔からつい甘やかしてしまうが、もう立派な大人だと本人も言うし、何より、多くの人に慕われている。少し抜けたところもあるけれど基本的にはしっかりしているし、自分がいなくとも、これからは沢山の人に囲まれ支えられながら自分の道を歩んで行くだろうと思っている。 【参加シナリオ】 紙の檻、悪意と愉悦の館(ロスト) ※以下シナリオバレ注意↓ ▼遭遇神話生物：イゴーロナク、ニャルラトホテップ(人形) 「悪意と愉悦の館」にて 突然、見知らぬ館に呼ばれ、謎の青年(ニャルラトホテプ)の言うままに殺人事件の犯人探しゲームに強制参加させられることとなる。 生きて帰れるのは一番始めに正解を言った人物のみというヒントを見た時点で、生きて帰る意思はほとんどなくなっていた。 数時間の後に他の人物が回答。『ゲームオーバーの一旗罰ゲームだよ☆』というアナウンスを聞いたのを最後に外宇宙に放り出されて死に至る。 最期まで黒衣役として働けたと思うし、家族や仕事仲間は自分が居なくなってもよくやってくれるだろう、とは思うけれど、何も言えずに消えてしまった事は、申し訳無いですね。

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