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〇職業 ディレッタントのため、信用に＋10％のボーナス。 〇人物 一人称/私（わたくし） 二人称/貴方、旦那様、クロード様（クロードさん相手） 物腰が柔らかく、穏やかな雰囲気の女性。 文字通りの箱入り娘であり、持て余した時間由来の博識さはあるものの、良くも悪くも世間知らずのところが目立つ。 しかし、貴族に生まれたからには貴族として果たすべき責務があると考え、周囲の人間に満足に何かを還元できない己とその体に対して悔しく思っている。 己は恵まれた人間故に、このようなディスアドバンテージを持ちながらも普通より上程度の暮らしができているのだという自負があるため、上記の負い目で不幸だと思っていることは全くない。 普段はそのような感情はなるだけ外に出さないように努め、　できることを模索している。 屋敷では近くの村の子供をよく招き、お料理の作法や、本の読み聞かせなどを行っている。 また、貴族らしいふるまい自体は幼いころに板についているため、夫には妻は付き従うものという観念があるが故に子爵であろうとクロードさんには敬語で接するが、他の人々には普通の口調で話す。決して他者を軽んじている訳では無く、それが当然のこととしてそうしている。 婚約者であるクロードさんとは、関係上旦那様とは呼ぶが、幼いころからよくしてくれた兄のような、初恋の時に抱く憧れと少し知らない人のような、親同士の付き合いがある幼馴染のような気持ちも抱いている。また、努力家な点を尊敬しており、人として尊敬できるような彼とこのような関係になれることは非常に喜ばしいことだと感じている。 それと同時に、彼が長子ゆえにオブリ家の家長にいずれなるときに、己の存在が枷にならないかと考えている。もちろんそれを理由に婚約を破棄すると言い出すような彼ではないと信頼しているからこそ、己が彼に対して報えることは、必ず行いたいと思っている。 「ベルチエ家が次女、カトリーヌと申します。そうかしこまる必要はないわ。私こそ、ちゃんとお礼だってしたいのだけれど、座ったままでごめんなさいね」 「旦那様、今度も無事に帰ってきてくださいね。貴方様のことだから、きっと上手くなさるとは分かっているのだけど」 「ここが分からないのね。この言葉は、季節の移ろいを表すものなの。確かに言葉自体を知ったのは今かもしれないけれど、貴方の心は昔から知っていたはずよ」

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