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[特記] 制服を着ているか、警察手帳を提示すれば〈信用〉と〈説得〉に+20%のボーナス。 ただし、何らかの理由で警察に敵意を抱いている者に対してはその限りではない。 [特徴] 5-9:ド根性 根性がある。あらゆる抵抗表を使用したロールで、成功する範囲に+5%。 ――――――――――――――――――――――――― 警視庁 特殊犯罪捜査零課に所属し、現在チーフを務める警察官。 巡査長拝命から30年以上、刑事一筋で生きてきた。 現場にいる方が性に合っている、と昇進試験を拒み続けて今に至る、重度のワーカホリックである。 穏やかな物腰で人当たりの良い性格。 また声を荒げるなど感情を表に出すことはめったになく、常に冷静沈着。 しかし叱るときですら表情や声色があまり変わらないため、それはそれで割と怖い。 大のコーヒー好き。 毎朝早めに出勤して豆を挽き、自分で淹れたコーヒーを飲みながらニュースや新聞に目を通している。 妻との間に子供がいないためか、零課をはじめ後輩たちを親目線で見ている節がある。 親子ほど年の差がある相模原のことは特にかわいがっていたようだ。 　ー周囲にはあまり話していないが、離婚歴がある。 　―入庁してすぐに結婚した相手と子供をもうけた。それが相模原だ。 　―しかし、仕事に全力を傾けるあまり家庭を顧みなかったことが原因で離婚。 　―その数年後、見合いの末現在の妻と結婚した。 　―零課の発足時、配属されてきた相模原を見て、すぐに彼女が娘だと気が付いた。 　―しかし、彼女に迷惑がかかることを恐れ、語らないことに決めた。 　―そんなある日、相模原から食事に誘われ、彼女の口から自分との関係を明かされることになる。 　―彼女は、配属された時から海部が実の父親だと気づいていたのだ。 　―それからは時々実の親子として関係を深めながら、表向きにはその関係を隠し同僚として仕事を続けていた。 　―3年前、相模原は『庭師』に殺された。その光景は、遺体の凄惨さも相まって海部の心に大きな傷となって残っている。 　―彼女の葬儀の席で、前妻から相模原が警察官を志した理由を聞かされた。 　―それは、「父親の背中を覚えていて、それに憧れていたから」。 　―本音では『庭師』をこの手で殺したいほど憎んでいるが、自分は警察官として『庭師』と向き合うことを心に決めている。 定年まであとわずか。口に出すことはないが、毎日警察手帳を手にするたびその桜の代紋に固く誓っている。 かならず自分たちの手で『庭師』を逮捕する、と。 ――――――――――――――――――――――――― CoC「庭師は何を口遊む」HO1：あなたはこの零課のチーフである。 〈公開HO1〉 あなたは並々ならぬ精神力を有し、それを用いて部下を率いている。 POWを算出する際、[+3]の固定値が付く。(ただし上限を超える事は出来ない) 〈秘匿HO1〉 あなたは3年前に死亡した、相模原涼の恋人である。しかしこの事実は、同じ課の誰も知らない秘密だ。 あなたは彼女を愛し、また彼女から愛されていた。故に3年前からの心の傷は未だに癒えていない。 彼女の事件を追う内、犯人である『庭師』は警察署内関係者である可能性が高いとされた。 理由としては相模原自身が、体術・防衛手段において一般人に劣る事が無いこと。 さらに、彼女が非常に警戒心が強い人物であると知っているからだ。 あなたは恋人が無残な死に方をしたためか、その前後の記憶が曖昧な状態だ。 だがひとつだけ確かなことは、その死体を見て一番に「相模原」と名を呼んだのは自分ということだ。 POWを算出する際に[+3]の固定値が付く。(ただし上限を超える事は出来ない) あなたは[POWx3]を〈心理学〉に振り分けることができる。(そこにプラスして技能ポイントも付属出来る) POWが他のステータスよりも低かった場合、ステータスの中で最も高い値になるように入れ替えることができる。

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