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【プロファイル】 かつての彼は強靭で、また心優しい人間だった。 スラム出身で家族はおらず、自身が率いる歴戦の傭兵団『クエレブレ』の部下たちが家族のようなものだった。 オーヴァードとそうでない者が入り混じっていたが、彼らもまた、自身と同じく身寄りのない者たちだ。 苛烈で残酷なこの世界で生き抜くために、各地の戦争に赴く日々を送っていた。 しかし、人間の醜い争いは得てして悲劇を生み出すものだ。 ある戦争で、クエレブレは味方のはずだった勢力に裏切られる。 クエレブレの活躍を疎んじた者たちが、戦争に乗じて団を潰そうとしたためだ。 当然、幾多の被害が出た。殺された部下もいた。 元の戦争よりも惨憺たる状況の中で、すこしでも多くの部下たちを守るため、彼は限界まで戦った。 その結果は言うまでもない。 彼は人の原型を留めぬ化け物となって戦場で暴れまわったが、 部下の機転により討伐はなんとか免れ、彼らの懇願により（紆余曲折あって）治療を受けることになる。 ジャームであることは間違いないのだが、なぜか、衝動に囚われ血に飢えているはずの彼が部下たちを傷つけることはなかった。 理由など、偶然、と言えばそれまでなのかもしれない。 彼は、化け物となったことで仮初めの安穏を手に入れた。 現在の彼が覚えているものと言えば、自身が貧しい生まれであり、 昔どこかでオーヴァードとして戦っていてジャームになったことくらいだ。 現実世界での姿は、ジャームとして暴れまわっていた時から変わらず、巨大でおぞましい怪物である。 人間としての名前も思い出せず、かろうじて記憶に残っていた「クエレブレ」という名前を借りている。 （これについては、部下が死に際に彼の名を呼んでいたことに関係があると推察される） また、ジャームになる前は主にモルフェウスの能力を用いて戦っていたが、その力のほとんどが失われている。 彼にできるのは、こざかしい武器など使わず、百獣の王をも超えた化け物としての力を存分に振るうことだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 変異暴走：吸血 あなたが受けるバッドステータスの暴走の効果を以下のように書き換える。 あなたは暴走を受けている間、どのような手段でもHPを回復できなくなる。 この効果は、通常の暴走の解除の方法に加えて、戦闘不能になった際も回復する。 ・ダイス数の増加 100-129％：＋３　130-189％：＋４　190-259％：＋５　260-299％：＋６　300％：＋７ ・エフェクトレベルの上昇 100-159％：＋１　160-219％：＋２　220％：＋３ （※エフェクトアーカイブ基準）

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