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御園 愛唯(みその あい) 性別:男 年齢:27歳 身長172:cm 誕生日:5月19日 一人称:私(人の前)、僕(一人の時や近い人の前で) 二人称:「ゆめ」「ゆの」(HO2のみ)、「貴方」「君達」「○〇」(信者)、「○〇」(NPCに対して) 性格:落ち着いている、物静か、表情の変化が乏しい、淡々としゃべる感じ、時々子供っぽいところが出る 口調:「ああ…そうだな…。」「…殺してみろ。」 その他：POW⇔CON入れ替え 技能: 【設定】 拝掌教教祖。 ろくでもないネグレクトの両親の元で家庭で育った。母親はキャバクラで働き、父親はホスト。色恋営業で生まれた子だった。 両親共に家に帰ってくることも少なく、家にあるものを必死に食べた。何なら食べれるものは何でも食べた。調味料やバター、マヨネーズ、製氷機にある氷さえも食べた。帰ってきたら帰ってきたで腹いせで殴られる。何かものを食べていれば立っていられるものの、常に飢えている体には耐える力もなかった。 汚いボロアパートの一室の使い古された畳の上に音を立てて倒れるたびに、いるかどうかもわからない神に祈った。 「どうかこの境遇から助けてくれ」と。 そして「自分を愛してくれないのならいっそ死んでしまえ」と。 振り降ろされる足を受けながら、ただただ手を合わせて祈った。 ある日、両親が通り魔に刺されて死んだ。 それを聞いたのは小学校で授業を受けている時だった。 それには動機も何もなく、まったくもって「不運」で「幸運」な事件だった。 病院まで付き添った担任が涙ながらに伝えてきたのを見て、何故泣いているのか意味が分からなかった。自分が死ぬ危険性がないのだ、やっと解放されたと心底安堵した。その後孤児院へ預けられることとなり、最悪の家庭環境から脱することが出来た。両親がその後どうなったのかは知らない。 それからだ、どうも自分には神が憑いている。 孤児院で出会った夢乃は同じような境遇で、一時的な保護が明けてしまえば彼女は家に帰らなければならないことを知る。 似た境遇ということもあって見て見ぬフリはできなかった。じゃあ自分には何が出来る？自分自身を救うことも出来なかった子供には、合理的で現実的な方法は思いつかなかった。だから「自分を救ってくれた神様に祈ろう」と提案した。唯一それがその時の自分にできることだった。 祈った。 「どうかこの境遇から彼女を助けてくれ」と。 そして祈った。 「彼女を愛してくれないのならいっそ死んでしまえ」と。 翌日、夢乃の両親は行方不明になった。 偶然には思えなかった。 何もできないと思っていた自分には≪祈り≫の力があるとその時そう確信した。 それが噂を呼び、自分の元へ次々に人が訪れるようになった。孤児院の子供たちが救いを求めてやってきた。 また一人、そしてまた一人。祈りによって消えていく。祈るにつれて、その噂は外部へと広がっていった。そして祈って、祈って、祈っていたらいつしか「神の子」と呼ばれ、集まった信者たちによって作られた教祖として担ぎ上げられることになった。 ……もう、後戻りが出来ない。 救いを求める人間は日々増えてゆく。救われた信者たちの様子をみて「いつかこの≪祈り≫が無くなったら？」という漠然とした不安に日々苛まれてはいるが最早家族同然ともなった信者の居場所を守る為にも、そして苦しんだ末に手に入れた居場所と信仰を手放さないためにも、今日も今日とてこう祈るのだ。 「どうかこの境遇から彼女/彼を助けてくれ」と。 〈他PCやNPCに対しての感情〉 片瀬夢乃：大切。家族だと感じている拝掌教の中でも、一番最初に出会って救ったので特に特別の存在(表には出さないけど)。どうかこれからも健やかでいてほしい。 他信者NPC：大切。家族同然。どうかこれからも健やかでいてほしい。 〈細かい設定〉 ・信者は自分を愛してくれるから好き、その分自分も献身的になるし、愛を与えたい。 ・平日は給食で腹を満たしていたが、長期休みや土日休みは食べれなかった。 ・顔はあんまり見せない。前髪を長くして出来るだけ隠そうとしている。両親に似ているから見せたくない。 ・髪の毛は染めている。子供の頃にストレスで白髪になっていたが、それを「神様だ」と言われたことがきっかけ。白髪が治っても染め直している。外面だけでも神の子でいたい。これは誰にも言っていない。 ・マヨネーズが嫌い。味の濃い調味料もあまり得意じゃない。あの頃を思い出すから気持ち悪くなる。薄味さいこ〜〜〜〜！！おばあちゃんおじいちゃんみたいな食べ物が好き。 ・子供らしい子供時代を送れなかったから時々子供っぽいところが出る。 ・お布施や支援金は勿論必要だが、それで信者が不幸になっても…なので信者には「無理のないように」と言って、出来るだけ野菜などの農作物の販売に力を入れている。正直金策に苦しんでるっちゃあ苦しんでる。経営者としての才能は全然ない。やさい　おいしいよ！ ・常に現状の崩壊を恐れている。神様に対しては内心常に怯えている。力を失うのが怖い。自分自身がこの力を失わないことも≪祈って≫いる。正確にいうと力を失って自分から人が離れていくのが怖い。 ・両親は死んで当然だとも思っているが、愛されみたかったし子供らしい子供時代を送ってみたかった気持ちはある。正直、ね。 【苗字・名前の由来】 『御園』は「エデンの園」の意。「愛唯」は自分こそ「唯」一の「愛」という意。「あい」という響きも他の信者が同音2語なので一番最初の2文字である「あい」が良かった。信者全員愛すぞ～～～！！！ 【イメソン】 ♪ミュウ / Rain Drops ♪祈りは空っぽ / Lanndo 【通貨状況】 2023年10月『鰯と柊』通過予定 →イゴーロナクになり世界を染めてロスト。薄れゆく彼の意識の中にある一つの後悔は、いつもとっていた二人の手をとってあげられなかったことである。 つくづく自分のことは二の次な男でお人よしでバカな男。

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