タグ： スライムカフェの客シリーズ

薬師　命助（くずし　めいすけ）　※本名かどうかは不明　医者らしい名前を名乗っているだけの可能性もある 「俺は別に才能があった訳じゃない。ただ、地道な努力を続けただけの凡人だよ。」 暗殺者としての教育を受けた闇医者。子供の頃から暗殺の世界を見てきた彼は殺されていく命に対して「勿体ない」という感情を抱いた。 それは決して死者に対する憐れみではなく、ただ単純に、非生産的で効率の悪い事柄として「勿体ない」と思ったのだ。 次第に彼はその勿体なさを解消するために、暗殺の標的となった人物の体を弄り始めるようになる。時には死体を、時には生きたまま、人体を幾度となく観察し、解剖し、実験し、手術し、時には治療をした上で殺すことさえあった。彼はただ殺されるだけだった標的の命を自身に医学的経験値を蓄積させる為に利用し始めたのだ。 数多の命を有効に活用し、成功や失敗を繰り返し続け、彼は闇医者として仕事をするまでに成長したのだった。 非道な面を持つ一方で自身とは違う生き方をして無垢な心を持つ子供が好きな一面があり、表向きは小さな個人病院のお医者さんとして子供にも笑顔で接している。ちなみに子供の殺害依頼は受けてこなかった為、子供の外科手術には経験値的にあまり自信が無い。 命は基本的には平等という価値観を持っている。それに対し、この奉天中町における金持ちなら誰でも殺せるという風潮が、経済的或いは権力的な強者が人の命を握り、命に序列をつけているようだと感じていて気に入っていない。その為、そういった人物を殺す依頼を受けるのを好んでおり、更には依頼主が弱い立場のものであればある程に力関係が逆転、崩壊することに快楽さえ感じている。特に、子供好きなのも相まって子供からの暗殺の依頼であれば非常に好意的にその依頼を受けるだろう。 暗殺の手段にはナイフや薬物を用いることが多い。（一応ライフルの教育も受けているが発砲音が煩くて嫌い） 基本的な彼の思考として、暗殺者は戦士とは違い力比べをするようなものじゃない、と考えているので可能な限り遠距離の狙撃や隠れながら近づきナイフで仕留めるといった一方的な手段を選択しがち。また可能な場合は薬物を使用して相手を活かしたまま無力化し、自身の医療室に運び出し、致死量の献血を強制して殺したり、医療的な実験と称して薬剤の投与や肉体の切開等をしてから殺したりする。加えて、標的から可能な限りの血や臓器、皮膚等、患者に提供できるものを採取して自身の病院に保管している。

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