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佐渡 四門(さど しもん) Sadness is my own.の頭文字 かき集め(ウィーアー) 一人称:私　二人称:貴方、(苗字)さん 欠損した箇所:両腕 精神科医。真面目で落ち着いた雰囲気の男性。 基本的に表情は暗めで笑うことは殆どなく、話し方も淡々としており抑揚がない。 ただし中身はお人好しの世話焼きであり、非常に友好的。元来チョケるのが好きな性分なため会話の節々に小ボケを挟むことが多く、初対面の患者にはよく混乱を招いている(←よくなくなくなくなくない？)(今夜はブギーバック) また女性ラッパーの曲が好きでめっぽう弱い。休憩所でちゃ●みなの新曲を聞いて静かに泣いている所を職員に目撃され心配されたことがある。 過去▼ 幼い頃に両親は事故で他界。 頼れる親戚もおらず、医者だった両親が遺してくれた大きな家で長い間妹と二人で暮らしてきた。 四門も妹も幼い頃から強かで、学校の友人や近所の大人たちに助けてもらいながら上手く生きてきた。そのため下校中は常に数人の大人が見守ってくれていたし、頻繁に主婦方からお惣菜を貰ったりもしていた(あったかw) またお互いにとってたった一人の家族を守るために四門は勉強と家事と護身術、妹はラップを身につけることに専念し(佐渡家は先祖代々ラップに心を救われてきた)両親のいない寂しさをお互いの存在で埋めて日々を過ごしていた。 そんな近所で有名なかわいそうな兄妹の家は「子供しかいない絶好のカモ」として目をつけられ、周囲の人間が各々の家族の元に帰省し兄妹のそばからいなくなった盆の夜に強盗に襲われた。 家に入り込んできた強盗を殴りつけた両腕は鈍器で潰された。 潰れてしまった両手では、妹に振りかざされた凶器を止めることも、治療することも、両親との思い出の品を守ることも出来なかった。 悲鳴を聞きつけた人が通報し警察が駆け付けてくれた頃には、冷たくなった妹と空っぽになった家だけが残っていた。 要約:強盗とのタイマンに惨敗 自分も家族と同じ場所へ行きたくてたまらなかったが、自分を愛してくれていた両親のことを考えるとそれも出来なかった。 そうして長い間罪悪感と惰性で生き、今に至る。 外科医だった両親と同じように四門も外科医を目指していたが、オペどころか簡単な応急処置すら満足にできない腕になったため、体ではなく心を治す医者として再度道をやり直し、医大卒業後 無事精神科医となった。 どれだけ時間が経っても、悲しみも罪悪感も希死念慮も消えないままであり ただゆっくりと確実に、時間の力で全て薄まってきているのも事実であり 今は悲しみに明け暮れることよりも 妹の命を救えなかった分 妹の命に変わる分だけの命を救うこと そのことに全ての時間と思考と身を捧げている。

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