タグ： *壱花* ロスト

360度何処を見渡しても山、畑、田んぼ、といった一面のクソ緑に囲まれた田舎村の出身。 実際は都会の生まれだが、身体が弱かったためにそれを心配した両親によって、物心付く前に祖父母の元に預けられる。 田舎の空気が肌に合っていたのか、あっという間に調子が良くなり、今では風邪一つ引かず元気にお隣さん家(2km先)の武蔵(秋田犬)と野山を走り回る立派な健康優良児に育つ。 自身の容姿が村に伝わる昔話に出てくる村の守り神に似ているらしく、村の信心深い老人たちにはその神様の生まれ変わりと信じられてとても大切に扱われてきた。 そんな大人たちの影響を受けた村の子供たちからも同じような扱いを受けており、畏怖や尊敬の目を向けられることはあっても、畏れ多いとあまり話し掛けられた経験もなければ近寄られることもなかったため、現在に至るまで人間の友達というものがいたことがない。 そのうえ度々移動教室時においてけぼりにされる、重要な連絡事項が回ってこない、村の中を出歩くと光の速さで端に避けられる、といったことが日常的によくあるが、周りは決して虐めているつもりはなく、当の本人も周りから忘れられるほど自分の影が薄いだけだと思っており別に気にしていない風を装っている。 幼少期から家族以外とまともにコミュニケーションを取る機会がなかったため、他人の顔と名前を覚えるのが苦手。 祖父母からここ以外の世界を知っておいて損はないと後押しを受けたため、前から興味があった動物科のある都会のある大学に進学すると同時に両親と暮らし始める。 慣れない都会の生活やルールに戸惑いつつも、何だかんだで都会暮らしの新鮮さを楽しんでいるが、機械音痴なためスマホすらまともに扱えていない。 そのため当面の目標は機械音痴を治すこと。 ★『壊胎』 　街を1人で歩いていたところ、突然背後から何者かに襲われ意識を失う。目が覚めると真っ暗な部屋で2人の人間、桐生龍谷(澁谷PC)と三上ひとみ(NPC)に 　出会い、彼らと行動をともにすることになる。謎の人ならざる者たちの襲撃を躱しながら、各部屋で死体や非人道的な研究の成果を発見していく。その最 　中、ひとみ、龍谷の2人と友人になり、「幼稚園児かよと」とガヤが飛びながらも関係を深めていくことに。しかしD－3の装置を発見した直後に蛇の姿を 　した3匹の化け物に襲われ、ひとみが瀕死の重傷を負ってしまい、自身も発狂してしまう。さらに3連続の100Fを出すという無様を晒しつつも、巻き返すよ 　うに連続回避Cを出したり、変身した龍谷とともに化け物たちを倒して窮地を脱する。探索を進めていくうちに、ひとみが気分が悪そうにしていること、さ 　らに腹が妊婦のように膨らんでいることに気付く。何とか彼女を励ましながらも船の奥へと辿り着き、そこでついに召喚された蛇たちの父なるイグに遭 　遇。戦闘と同時にD－2に変身していた女性から、D－4のドライバーに変身するも歯が立たず、病むを得ず大切な友人たちを守るために、多大なリスクを背 　負うタブードライバーを使い変身することを決心。外部にSOSを発信後、イグに追いかけながらもヘリがやって来る甲板を目指しつつ、脱出を目指す。し 　かし、狂気に浸食されつつも、イグを撃破した直後ひとみがイグに変貌してしまい、彼女をも自身の手で殺してしまう。龍谷にも襲い掛かろうとしたが、 　彼から銀の弾丸を撃ち込まれ、最期の最期にひとみを助けられなかったこと、龍谷と交わした友達を守る約束を果たせなかったことを悔いながら永遠の眠 　りに着く。

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