タグ： 八月の硝子の森

ワカマツシキ 両親と年の離れた妹との4人家族。 妹は生まれた時から身体が弱く、入退院を繰り返していた。 妹の面倒をよく見ており、妹も紫希によく懐いており、いつか妹の病気を治してあげたい、と医者の道を志した。 が、医学部在学中に妹は容体が悪化し、死亡。 目標を見失い自暴自棄になりかけたところを、恩師に励まされ支えられた過去がある。 医者となった後は、一人でも多くの患者を救いたいと軽くオーバーワーク気味。 大学卒業後も気にかけてくれていた恩師が、ついでに観光でもしてこいと今回の話を持ってきた。 仕事熱心で腕もよいが、若い為か患者の子どもたちには若干舐められ気味。 ●後遺症 探索者は普通の人間よりも平熱が低くなる後遺症を負う。 暑さに弱く、寒さには少し強くなる。 ●アーティファクト：メダイ ひんやりと冷たい、角のある獣のようなシルエットが彫り込まれているメダイ。ブレスレットになっている。 身につけていれば、少年＝落とし子の＜天候を変える＞能力を抑えることができる。 探索者たちは効果を知らないが、少年が身につけていれば自分で気づくことができる。 白村は労せず少年を制し手に入れるために、これを身に付けさせたかった。白村の関係がないところで使用するのであれば問題もなく、少年が不用意に他人を傷つけることを減らせるだろう。 少年の気性は成長と共に落ち着くので、気分が良くなければ捨ててしまってもよい。探索者が勧めるなら、少年は身につけてくれる。

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