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遠坂 湊（とおさか みなと） 【人物】 最近巷で人気を集めている、とあるカフェのオーナー兼店長。 「イケメン店長」として何度か雑誌に取り上げられたことがあり、女性人気が高い。 以前有名な調理学校を出、三ツ星レストランのシェフとして数年働いたのち、夢であったカフェを開き今に至る。 彼の作るオムライスは絶品だとか。 女性に優しく、顔も良く、お金もあって料理もできるスパダリ系お兄さん、 …かと思いきや中身は情緒不安定の塊。 かれこれ付き合った恋人（男）に日々暴力を振るうことで精神安定を図っているDV彼氏。急に優しくなるし急に殴る。 機嫌の境目がいまいちわかりにくい。痛がる姿に興奮するタイプ。 ただし本人は普段は寛大に優しく愛しているつもり。 金は渡すし欲しいものは何でもあげるしたくさん甘やかすし他の女のところに遊びに行っても目は瞑るしそれでも愛して帰る場所でいてあげる、 「これって、''母性''だよね」 「どうして、わかってくれないのかな」 「それでも大好きだよ」「守ってあげたいな」「君をこんなにも愛しているのは俺だけなのに」 「そうだよね？」 「───あれ、起きなくなっちゃった」 あれから2年。遠坂湊、29歳。 2年間海外に行って、いろいろあって、今はちょっと落ち着いて、9歳になる子供と一緒に住んでいる。 好き：ラテアート、恋人、くまさんグッズ（部屋にクソデカテディベアが置いてある） 苦手：女性 嫌い：君のことなら何でも好きだから嫌いなものなんてないよ♡（そんなわけねえだろ他の女の香水の匂いに吐き気がする全員殺してやりたい） 一人称：俺 二人称：君 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【取得技能】（職業ベース：６版） ・職業：聞き耳、製作（料理）、言いくるめ、信用、値切り、経理、コンピューター、心理学 ・趣味：回避、キック、こぶし、応急手当、図書館、目星、他の言語（英語） 【通過シナリオ】 『狂愛すべからず♡』(2022.11.20) 『うららかな獣性』(2022.12.19) 『スペクト・ラム』(2022.12.29/2023.1.8) 『うえからでられない』(2023.1.9/2023.1.15) 『deEpy*』(2023.2.18) 『君の胴』(2024.2.29) 【追加取得技能】 ・クトゥルフ神話＋6（『狂愛すべからず♡』2022.11.20） ・クトゥルフ神話＋1（『スペクト・ラム』2022.12.29/2023.1.8） ・精神分析＋5（『スペクト・ラム』2022.12.29/2023.1.8） ・目星＋5（『スペクト・ラム』2022.12.29/2023.1.8） ・クトゥルフ神話＋3（『君の胴』2024.2.29） 【呪文】 ・《肉体の保護》（『狂愛すべからず♡』2022.11.20） コスト：任意のMP、SAN-1d4 物理的な攻撃に対しての保護が与えられる。消費した1ポイントにつき1d6の装甲が付与。 この呪文を一度かけると、後からMPを追加して装甲の力を補強することは出来ない。 （SAN値減少は一度のみで良い） ・《黒い仔山羊の召喚/従属》（『狂愛すべからず♡』2022.11.20） コスト：任意のMP、SAN-1d3 SIZ8以上の獣を生贄にして召喚を行う。 生贄を殺すに当たっては、儀式に則って切り裂く為のナイフが必要である。 この呪文は新月のときに森の中で行わなくてはならない。 ・《治癒》（『狂愛すべからず♡』2022.11.20） コスト：MP-12、SAN-1 この呪文をかけると傷、病気、毒による症状がただちに2d6耐久力分回復する。 この呪文は死んだ者は生き返らすことは出来ない。 【発狂】 ・一時的発狂/感情の噴出（『狂愛すべからず♡』2022.11.20） ・不定発狂/強迫観念・定期的に棗さんへの罪悪感に駆られる発作　4か月(『deEpy*』2023.2.18) 【後遺症】 ［風との契り］（『うららかな獣性』2022.12.19) 次回以降雪山を訪れるたび、子供を孕む可能性が5％発生する。男女は問わない。この可能性の％は蓄積する。 詳細が必要な場合、［風の落とし子］（マレウス・モンストロルムP35）を参照。 ・喉元に刺し傷がたくさん(『deEpy*』2023.2.18) （作業用） 1d100 1d6 1d4 1d8 1d10 1d20 CCB<={SAN} 【SANC】 CCB<=85 アイデア CCB<=50 幸運 CCB<=85 知識 CCB<=48 回避 CCB<=50 キック CCB<=65 こぶし CCB<=40 応急手当 CCB<=6 精神分析 CCB<=77 聞き耳 CCB<=65 図書館 CCB<=70 目星 CCB<=85 製作（料理） CCB<=35 言いくるめ CCB<=65 信用 CCB<=25 値切り CCB<=44 他の言語（英語） CCB<=40 経理 CCB<=51 コンピューター CCB<=35 心理学 CCB<=10 クトゥルフ神話 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ （以下、通過シナリオネタバレあり経歴） （『狂愛すべからず♡』～『スペクト・ラム』） とある事件により、彼は突如1年程度失踪したことになっていた。 あれから彼は店を畳み、旅に出ることにした。 自分自身の目でいろんなものを見て回り、多くの人と触れ合い、料理も改めて学びなおした。 のどかな場所を選んで過ごした。旅先で彼と知り合った人によれば、「子供を連れていた」と話していた。 そして2年ほどして、髪が伸び、どこか晴れやかな顔で日本に帰国した。 片手には少し背の伸びた少年を連れていた。 「ミカエルとね、いろんなもの見てきたんだよ。彼は絵を描くのが上手なんだ」 「うん、うん、久しぶり。俺、ちゃんと約束守って、それで、」「話したいことも、見せたいものも、たくさんあるんだよ」「でもね、…」 「棗さんのうそつき。ねえ、どうしよう」 「俺、やっぱり棗さんが忘れられなかった。どうしても棗さんを好きでいるの、やめられないよ」 「責任持って、俺のこと助けて」 （『うえからでられない』） 何があっても一線は超えない。そう決めていた。 もう患者としての俺でなく、「遠坂湊」として見てほしかったから。 君に恐怖を与える存在ではないと証明したかったから。 だからこの2年、君の言うことは素直に聞いたし、会いたいと声をかけてくれるのは、ただ友人としての言葉だと思っていた。 「君が何を言っているのか分からない」 「君と理解（はな）したいのに、溺れているから俺の声は君には届かない」 「「「俺が君と同じ空気を吸えないのなら　君を俺のところまで沈めてしまえばいい」」」 …朦朧とした意識でそう思ってしまった俺は、君の隣には似つかわしくないのだろうか。 もう迷惑はかけないと誓ったのに、俺の向かっている道は本質的に君の住む世界とはねじれていて、相容れないのかもしれない。 それでも、今は見ないふりがしたい。 「棗って、呼んでもいい？」 「いいよ、…湊」 やっと向き合えたんだ。やっと、俺を見てくれた。 いつもよりちょっと砕けた、俺も見たことのない彼の笑顔が、何より心地よく思えた。

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