タグ： ackaの探索者

表情が乏しい青年。児童養護施設で育ち、今もそこに身を置いている。同じ施設の空満白（きのした　ましろ）に依存・執着に近い大きな感情を持っている。 戸籍を見て、今の名前、住所、年齢、出身、誕生日（9/15）を知った。中身は相変わらずなので友達はいない。愛想がないのでバイトをするのでさえ一苦労した（らしい）ので、住民票に記載されていた児童養護施設で働いている。物欲がないので給料はあまり受け取らない。この施設以外に就職先を移す気がないので、ここで働いていけるように経理についても勉強している。 絶賛人間の感情をお勉強中。まだうまくないが表情筋は以前より動くようになり、笑顔も少しうまくなった。事前知識が少しあった分、他人の感情を察知するのはうまくなった。だが、身内限定。 一応戸籍には名字の記載があるが、施設では「リアムと呼んでくれ」と言って回っているため、名字はあってないようなもの。一度、「リアムって変な名前―」と言ってくる子がいたが、「これは大切な人からもらったものだ。馬鹿にする奴は誰であっても許さない」とマジギレしたので、それ以来誰も言ってこなくなった。また、名前は最初にもらう一生もののプレゼント、という信念を子供たちに教えているので、施設の子供たちの間では、リアムの前で名前をいじるのはタブーという暗黙の了解がある。施設に出資している人にも、名前を馬鹿にされたことで噛みついたことがあるので、大人たちの間でも、その話題はパンドラの箱扱いされている。 自分の意思がほとんどない。一番は満白、次に施設の皆のいうことを素直に信じて彼らに得があるように行動・意思決定している。自分のために行動する、ということに慣れていない。極稀にホスト勧誘などに捉まるが、「なぜ自分がお金を稼ぐのか」「その仕事に生産性はあるのか」とキャッチ相手に本気で尋ねだすことから、やべー奴認定されて、大体向こうから帰っていく。 不器用ながらも施設の皆のことは大切に思っている。施設の人も自分を育ててくれた（らしい）ので、ちゃんと敬語で話している。手先が不器用であるがゆえに家事があまりできず、勉強もちゃんと学校に通っていない（正確には通った記憶がない）ことから、あまり手助けもできないのに、施設の大人も子供も自分を嬉しそうに呼び、話をしてくれることから、不思議な人たちだとは思いつつ、家族のようだと認識している。 世間知らずで天然なところがあり、小学生の男の子に「お前こんなことも知らねーのかよ！」って言われて小学生の女の子が「あー！リアムいじめてる！」って喧嘩してるのによく挟まれてる。そういう時は喧嘩の発端であるリアム本人が「喧嘩はやめろ」となだめている。 本人はあまり得意ではなさそうだが、施設の子供たちの世話をよく任される。その中には乳幼児や幼稚園児も含まれているので、散歩中に見失ったりしないように追跡する力が勝手に身についた。高いところの掃除や電球の取り換えなども頼まれるが、手先がそこまで器用ではないため、料理はそんなに頼まれない。 手首に、すこし伸びたお母さんの髪ゴムをつけている。人間界に来た当初はその髪ゴムを使って髪を結っていたが、少し伸びてきたので切れることを危惧して、髪を切ったタイミングで新しいゴムで髪を結うようにした。髪は生活するのに邪魔だと感じたので切った。適当にナイフでザクザク切ろうとしたところを施設の人に見つかり、促されるまま美容院で切ってもらった。満白くらいにしてもらいたかったが、なんか長めに残された。結えば邪魔じゃないんで文句はない。 自分のことにてんで興味がなく、服も適当にクローゼットから取りだした服を着ている。買い物などで外に出る日は、ませた少女たちがリアムの部屋のクローゼットから服を見繕ってくれる。また歯車も記念に取っているが、これは持ち歩いていない。 『デウス・エクス・マキナは死んだ』 『0hzの声（KPC）』 『お前なしじゃ生きていけない』 （アイコンはマサキ様の「キミの世界メーカー」を使用。）

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ