タグ： 無翼のアストライア HO2

――――――――――――――――― □公開CS ▽台詞 「ちっすちーっす！ 大平楽でーす！ えーと漢字はね、太平楽から点一つ抜けばオッケー！ いい名前っしょ！」 「顔？ あ〜あのね、超ブサイクなの！ 俺のこと好きとかじゃない限り気にしないで！」 ▽設定 公立高校に通う高校三年生。 顔全体に包帯を巻いた奇妙な容姿をしている。 人を寄せ付けない見た目とは裏腹に、性格は明るく気さく。ふざけるのが好きな典型的男子高校生で、放っておくと喧しく騒ぐ。 初対面の人にも物怖じせず接するため、転校してきてからもすぐに馴染んだ。 だが、奇妙な容姿がやはり敬遠されているのか、クラスの中心人物ではない。特に気にしていないとはいえ、最初の方は嫌がらせすらされていた。 そんな中でも仲良くしてくれたHO1には深い友情と感謝を覚えている。またHO1に対して露骨に甘く、頼まれたことは大抵何でもする。 ――――――――――――――――― ‪■秘匿CS ▼秘匿台詞 「結局は自業自得なんだよね〜。俺がもうちょっと構ってやればさ、奏もあんなことしなかったと思うんだ」 ▼秘匿設定 一年前に起きた連続殺人事件の加害者家族である。 犯人の名前は”久喜 奏”。 元々は双子の兄弟で、楽は奏の兄だった。 楽は小さい頃から明るい子供で、周囲に愛され友達も多かった。 奏は反対に人見知りがちな子供で、何を考えているか分からないと敬遠されていた。 大人になるにつれ、その差は更に広がっていった。 人前に立つことに喜びを感じ、演劇部に入って青春を謳歌していた楽。 その陰に隠れて、誰からも注目を浴びることなく孤独に過ごしていた奏。 楽は奏も好きで愛していたが、彼に真剣に向き合おうとすることはなかった。 そうして、兄弟の溝は広まり続け、遂にあの事件が起きた。 自分とよく似た顔をした弟は、十人以上の人間を殺した。 理由なんて少しも分からなかった。 奏の言葉を長らく聞いていなかったことに、楽はその時初めて気付いた。 だが、話はそこで終わらない。 家族を失った楽に待っていたのは、更なる地獄だった。 昨日まで話していた友達が離れていく。知らない誰かに罵倒される。人前に立ったら石を投げられる。 それは楽にとって経験したことのない苦痛だった。 何度転校しても、何処へ行っても、自分の顔は出回っている。 あの殺人鬼と同じ顔をしていると、一目で分かってしまう。 彼はライターで自分の顔を炙ることにした。 原型が分からないくらいに焼き尽くして、やっと奏と違う顔になった。人前に立つことも、愛されることも叶わなくなってしまったけど、これで良かった。 鏡に向かって崩れた笑顔を向けたあと、彼は病院に運ばれた。 白いベッドの上で目を覚まし、包帯の巻かれた顔を見て、彼はもう一つ決心をした。 次の転校で最後にしようと。 ▼人間関係 ・HO1 現在の学校で出来た友人。 転校生同士ということもあって仲良くなった。 大人しめな彼を引っ張っていくことが多いが、同時に向こう見ずな自分を窘められてもいる。かもしれない。 双子の弟によく似た人物だと感じており、それもあって彼のことを理解したい、愛したい、という思いが強い。 双子の弟に出来なかったことを代わりにしているような状態。 また、彼の存在に助けられている部分も多く、彼が居なければ今回の転校でも失敗していただろうと予測している。 そのため非常に依存的。 恋愛感情かは分からないが、少なくとも誰にも取られたくない、と思っている。 ・久喜 奏 双子の弟。 家族として今でも愛している。 だからこそ、彼に向き合わなかったことを何よりも後悔している。 人を殺した理由も、理解できるのであればしたいと考えている。 ――――――――――――――――― □その他 ▽備考 ・職業ベース コメディアン ・名前の由来は”奏楽” 双子の奏と揃えるように両親がつけた。 現在の苗字は自分で選んでいる。 ・カラーコード #BF794E ▼優先事項 ❶ HO1に失望されないこと ② 何事も無く卒業式を迎えること ③ 弟を理解すること ――――――――――――――――― ■秘匿HO ▼秘匿 一年前に起きた連続殺人事件。その犯人は君の家族だ。 間柄や関係性は自由だが、家族の起こした殺人事件のせいで家庭は崩壊し君の居場所はどこにもなくなった。 学校では酷いいじめを受けた。 君の顔は犯人である家族と共に出回っていて、行く先々で石を投げられ白い目で見られた。どれだけ転校したかももう覚えていない。 君は耐え難い苦痛を身体と精神の両方に受けている。 これで最後にしよう、そう決めて君は高校三年生の春この学校へと転校した。 君の目的は「何事もなく卒業式を迎えること」である また、HO1に対して君は好意的な感情を持っている。 それは友愛、親愛、恋愛、どんな感情でも良い。 ▼作成ルール ・犯人である家族についての詳しい内容を設定すること ・犯人である家族の名前は「久喜 奏/ひさき そう」 ・現在探索者の苗字が犯人のものとは別のものになっている ▼言羽市連続殺人事件 一年前の3月から6月の3ヶ月という短い間に言羽市(ことわし)にて行われた連続殺人事件。 犯人の名前は「久喜 奏/ひさき そう」 被害者は10名以上に上ると言われている。発見された被害者の遺体の数と犯人の証言する被害者の数が合わず、未だに捜索は続けられている。 被害者らに共通点は見られず老若男女問わず殺害されていた。しかし統一して残虐な方法で殺されており、発見された遺体はいずれも身体の損壊が激しいものばかりだった。 犯人は一言だけ残している。 「ただ殺してみたかった」 自身の行いについてなんの興味も持っていないように見えた、と記事には書かれている。 惨たらしい殺害方法に多くの被害者の数から久喜容疑者には既に死刑判決が下されている。 執行されるまでにはまだ時間がある。

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