タグ： 早苗の愛しい子達 ふたりぼっちHO1ネタバレ注意

OPP9、カラーコード#000099 「むむっ……！！！ こっちに何かいいことがあるきがする！！！！このアホ毛がはんのーするんだからまちがいない！！！！！」 幼いころから自分の興味あることに対して後先考えずに突っ込む諸突猛進タイプ。 物心ついた時から不思議と無意識に動くアホ毛を相棒に、例え山の上や屋根の上、森の中であろうと構わずに冒険を続けていった。 そのお陰か彼女が歩けるようになってからは泥まみれになって帰ってくることがざらであったほど。 また、アホ毛が反応した人に対しては相手の反応に見向きもしないまま突っ込んでしまうこともしばしば。 彼女のアホ毛は物心ついた時から生きており、彼女も周りも仕組みは理解していないが彼女自身はアホ毛をむしろ相棒として生きている節がある。 アホ毛の反応した所に後先考えずに突っ込むことから、考えて行動することが凄く苦手。 また、人が言ってたことも素直過ぎるくらいに受けとめてしまうこともあるくらい。 そんな彼女でも興味がある科目()に関しては、人一倍勉強するためそれに関する知識は一流である。しかしその反面興味ない科目だと勉強するにはするが集中力が続かないため出来ないこともないが、出来る科目と圧倒的な差がある。 どんな時でもあまり落ち着きを見せない彼女であるが、見た目がいいことから彼女の周りには人が集まり何人かのグループが出来ることもまれなことではない。 しかし、その輪の中にいても彼女はアホ毛の反応次第によって単独行動してしまうこともある。 ……そんな彼女であるがここまで諸突猛進さがあるのにも理由があった。 それは……??? ---------(フリーチャート的なフリーチャート)----------- 彼女は元々ごく普通の一般家庭の子どもであった。 ↓ 昔からあった諸突猛進さに関しては彼女の個性として両親ともに咎めてはいなかった ↓ しかし、ある日彼女の父親が交通事故によって即死したことを母親と共に知らされることになる(4歳) ↓ そのショックか母親は元々派手好きであったこともありそれらが爆発。彼女をお人形みたいに扱う。 (可愛い洋服着せるのはもちろん、女の子らしいふるまいも強制された) ↓ それが嫌な彼女はよく家を飛び出しいつものように冒険しては泥まみれになって帰ってきては母親に厳しく叱責されることを繰り返していた ↓ 母親に厳しく𠮟責されることが段々トラウマ化していた彼女はいつものように冒険した後、泥などを跡形もなく処理することを覚え始めた。 ↓ また、それにつれストレスが重なった彼女はとても小さなことに対して感情が爆発し衝動的に行動することが増えた。(ちょっと猫に嫌われただけでネコを殺す、アリの行列が進行方向にあったから巣ごと壊すなど。ADHD特有の衝動行為) ↓ それがあっても彼女は以前身につけていた隠す能力を駆使してこれらがばれることがなかった。 ↓ それから何年かたった頃、彼女がちょうど留守にしていた時に強盗が家に入りそのまま母親は強盗に殺されてしまう(小1) ↓ その後、豹変してしまった母親は親戚から縁を切られておりその娘である彼女も親戚中から受け入れ拒否されていたため彼女は施設に入ることになった。 ↓ 施設の人は優しく、最初こそ怯えていた彼女であったが以前のようにアホ毛に従うままに活発に暮らせていた。 ↓ しかし、彼女の行動を見ていた施設の人が彼女の行動に違和感を覚え訪問してくれていた医師に彼女を見てもらった。 ↓ すると彼女はADHDであることを知らされる。(当時小学生2年生くらいで授業中も落ち着かないことが目立っていた) ↓ その中でも彼女が少しでも暮らしやすいよう施設の人は工夫を凝らし、彼女の生活を全面的に支えていた ↓ それから数年たち彼女が高校の頃、彼女の容姿が整っていること落ち着かないのは変わりなかったが当時よりは落ち着いていることから彼女の周りにはいつも人が集まり彼女にも友達が何人も出来ていた。(施設の子どもたちは全員友達) ↓ しかし、その中でも彼女の行動の異質さに違和感を覚えたり彼女の容姿が整っていることで告白なども少なからずあったにもかかわらずそれを訳も分からず断り続けてしまったことなどが重なり彼女はいつの日かいじめのターゲットにされてしまうことになる ↓ いじめられるようになってからは、彼女の周りにいた友達も全員離れ1人ぼっちに。更には、酷い嫌がらせや暴力なども受けていたことから完全にストレスが溜まってしまう(施設の人たちが彼女の異変に気付き何とかしようとするが彼女はそれを隠してしまう) ↓ 完全にストレスが溜まり切ってしまった彼女であったが、ある日校舎裏でいつものようにいじめっ子が彼女に暴力を振るっていた。その中で、いじめっ子が包丁で彼女の首に傷を作り醜い笑いを浮かべた瞬間彼女の精神は限界を迎えた。 彼女は、その場でいじめっ子の持っていた包丁を奪い取り、その場にいたいじめっ子たちを1人残さずに殺してしまった。(当時高2) ↓ 全てのこと(殺人)が終わった彼女がふと周りを見れば自分をいじめていた人たちが無残な姿で倒れていた。 その光景を見た彼女は幼少期にやられた母親の叱責のトラウマが一気に蘇ってしまう ↓ そんな彼女はもういないはずの母親に叱責されないよう彼女が殺した人たち、彼女についた返り血など跡形もなく片付けてしまった(しかし、幼少期から時間が経っていたので隠す能力は低くなってしまっていたのでちょっと調べたらわかる程度になっていた) ↓ 普通なら彼女が捕まってしまう状況であったが、警察が無能過ぎたお陰か何なのか彼女が殺した人たちは全員行方不明の扱いとなった 更にはその時のショックで彼女の記憶が失われている状況もあったことで証拠も何もない状況であったことも一つの原因である ↓ そんな状態の彼女を見かねた施設の人は彼女にチョーカーを渡したり彼女のメンタルケアをしたりしていた ↓ その後、彼女のメンタル面などが色々回復し1人で暮らせる能力が身についた彼女は彼女の好きな　を中心に学べる千田埼大学に入学することになり今に至る(雑) ↓ 因みにその後、いじめられていたトラウマで施設の人(+アホ毛が反応した人←滅多に反応しなくなった)以外に対して若干の恐怖心を抱いている状況である。そのため、サークルの勧誘に対して逃げ続けている -------------------- (分からなかったらフリーチャートへ(雑)) ちぃはおかあさんがだいきらい おかあさんはちぃがかわいい服をきて、おぎょうぎよくしないとすっごくおこってくるから ちぃはおうちにいていい子にしてるよりもお外に出てたっくさんあそびたいの こうえんにも行きたいし、いろんなところにどろんこまみれになりながらぼうけんもしたいの！ ・・・・・・だけどおかあさんはゆるしてくれない 前はそうじゃなかったのに お父さんがいたころはおかあさんもやさしかったのに・・・・・・ 何でなの・・・・・・？ だから・・・きょうもおかあさんにないしょでいつものこうえんに来たの ふりふりしてておおきな白とピンクのワンピースに、レースがついてる白のくつとくつした。 あとはかみの毛についている大きくてふわふわなリボン おかあさんの大好きな”かわいい”がたくさんのおようふく だけどちぃはこのかっこうもだいきらい うごきづらいし、まっしろだからぼうけんに行くとすぐよごれちゃうから よごれちゃったらおかあさんがすっごくおこってくるの おかあさんのきげんわるいとたくさんぶたれちゃうし、どなられちゃうの だけど・・・もういいの ぼうけんいったあとは、よごれちゃったところをこうえんの水であらってたくさん走ってかわかせばおかあさんにおこられないの だからね、きょうもぼうけんできるの ---ﾆｬｰｰ ・・・・・・？ネコさんのこえ・・ ネコさん・・・かわいいなぁ・・・・・・ ---ﾌｼｬｰｰｰ!!! ｻﾞｼｭ--- ・・・・・・いたい、いたい、いたい なんで、なんで、なんでちぃをひっかくの・・・？ ………………いいよね…？ ------ｻﾞｸｯ…ﾌﾞｼｭ……ｻﾞｸ…ｻﾞｸ… ・・・・・・あ…また… またネコさんころしちゃった ・・・このまま帰ったらまたおかあさんにおこられちゃう いやだ…いやだいやだいやだいやだ ・・・・・・・また…かくさないと ｻﾞｯ…ｻﾞｯ… ---ｼﾞｬｰｰｰｰ ・・・・ネコさんうめて、おようふくあらって ・・・・・・できた。 あとは・・・・・・たくさんはしってかわかさないと・・・・ ・・・・・・また帰るのゆうがたになりそうだなぁ・・・ まぁ・・・おかあさんはおやすみのときでもねてるから、だいじょうぶ はやく・・・おうちにかえらなきゃ ＊＊＊ いつものようにおうちに帰ったけど・・・なんかへん お母さんが大きらいなはずの血がたくさんおにわについてる あと・・・へんなにおいもする あとあと、きんじょのおばさんたちがちぃのおうちをゆびさして何かおはなししてる ちぃのしんぱい？してくれてるけどちぃは何もない なんでこうなってるんだろう・・・？？ ---おうちの中入ってすぐわかった おうちの中がおにわよりもきたなかった おかあさんはこんなのゆるさないのに 何でおかあさんはおやすみなのにおそうじしないんだろう・・・・・・？？ それもすぐにわかったよ おかあさんのしんしつに入ったら・・・ ------おかあさんが、しんでたの------ ちまみれになってた いつもちぃがやってるのとおなじだった たくさんさしたあとがおかあさんにあったの たくさんさされたんだなぁ・・・・・・ おかあさんはもうつめたくて、もうたすからないのがすぐわかっちゃった いつもネコさんころしちゃってるからわかるの ・・・・・・おうちに入ってきたおまわりさんがちぃのほうを見ていろいろはなしてきた なにいってるのかはわからなかったけど、ちぃはだいじょうぶだよ？ ・・・おまわりさんがちぃのおかあさんはどろぼうさんにころされちゃったんだって言ってた ちぃが”ぼうけん"いってるときにころされちゃったんだって おまわりさんのお話しおわったあとはおうちにひとりでいたの ちぃがひとりでいたとき、おじいちゃんやおばあちゃんおじさんやおばさんたちがこうたいでちぃのご飯とか用意してくれてたよ ・・・・・おじいちゃんもおばあちゃんもみぃんな、おかあさんのことがきらいだったからこれからちぃのことをどうするのかってお話ししてたなぁ みんな・・・ちぃと同じでおかあさん大きらいだったんだ でも・・・おかあさんいなくなったからこれからどうやってくらすんだろう・・・？ ちぃ・・・これからどうなっちゃうんだろうなぁ・・・・・・ -------------------- ----近未来と化した現在でも、保護者による児童虐待や事故により育て親を失ってしまう子供たちは数多くいる この施設にいる子供たちも例外はなかった。 この施設の子どもたちは、全員共通して保護者からの虐待や事故によって保護者を失っている子供たちが各々自由に過ごしている この施設の職員は皆、近未来となった今でも孤独となってしまった子供たちを少しでも…少しでも子供達らしく過ごして欲しい。 ・・・””せめてこの先の人生はどうか…幸せでいて欲しい””・・・ この思いを胸に今日も子供たちの成長を見守っている …… 『せーーんせーーーーー！！！』 この施設の子の声が聞こえる……半年前に入ってきた葵座 千鳥”愛称ちぃちゃん”の声だ 彼女は入ってきた当初、お母さんが亡くなってしまったショックかはたまた…の影響で幾分か心が荒んでしまいあまり馴染めずにいた。 それでも数週間経ってくると慣れてきたのか、天真爛漫・諸突猛進な彼女らしく毎日施設の庭や近くの公園を走り回っている。 ・・・・・・とある懸念点が本当とならない限りは…彼女らしく元気に過ごしてもらいたいと思う それに…… なんて考えていると、彼女から『どーーーーーん！！！！』という声と共に僕のお腹にタックルが炸裂した ……いったた…ちぃちゃんまた力強くなったな…いい加減僕の体がもたなくなる…… 『おっとと…今日も元気だねちぃちゃんは。・・・今日はどうしたんだい？』 そう言いながら彼女を何とか受けとめてそっと抱きしめる 『せんせー！せんせー！えっとね！！見て見て！！！』 と言うと彼女は懐からどんぐりを取り出した 『あのね！！！おにわの木の下でみつけたの！！！！せんせーにあげる！！！！』 そう言って彼女は手に持っていたどんぐりを僕の前にずいっと差し出した 『僕にくれるのかい？？ありがとうちぃちゃん』 そう言って彼女の手からそっとどんぐりを受け取り、空いた手で彼女の頭をそっと撫でる 『えへへ～～～ じゃあちぃ、またぼうけんいってくる！！！！』 嬉しそうにはにかんだと思ったらすぐに僕の元を離れ、庭の方に走っていった 『転ばないようにね～！』 それだけ声を張り上げながら告げる ・・・・・・ちぃちゃんは今日も元気だな…本当に…良かった… ”子供は元気すぎるくらいがちょうどいい”…よく聞く言葉だ ただ……彼女の元気さは…… ------ そんな事を考えたが、あまり深く考えまいと普段の業務に戻ろうとしていた時 『こんにちは～失礼しま～す』 聞き慣れた声が聞こえる この施設に月に1回訪問で診察してくれる医師の声だ 『こんにちは、今日もありがとうござます。』 そう言いながら僕は彼に近づく 『あれ？どうしたんですか、そんなに改まって。・・・もしかして私に相談したい事でも？蝦夷先生』 そう言いながら僕の方を向き、鋭く、真っすぐな視線を向ける 『・・・・・・察しが良すぎますよ相変わらず・・・。 そうですよ。少し、子どもたち・・・いや、一人の子について相談が…』 そう言いかけたところで 『あぁ、あの子・・・ちぃちゃんのことでしょ？やっと私に相談しに来たね。』 遮るように彼はそう話す 『・・・・・・その言い方だと・・・僕の予感はあってるってことで・・・いいのかい？』 前からこの人は、鋭いとこがあると思っていたが…想像通りと言ったところ・・・なのか。 『うん。あの子は明らかにADHDそのものだね。それに・・・あの様子だとかなり重度だね。ここに来る前は何してたか知らないけど・・・相当色々やってきちゃったと思うし、ストレスも抱えてたんじゃないかな。小学校の授業中も、落ち着かなくなっちゃってるんじゃない？』 そう言いながら庭で元気よく遊んでいる、ちぃちゃんを眺めている。 『えぇ…ちょうど昨日、学校の先生から連絡が来まして…もしかして、とは思っていたので相談しましたが…』 そう言い、僕は思わず目を伏せる。 『まぁ、信じたくないのも分かるけど、その気持ちって正直大人の都合でしょ？蝦夷先生がちぃちゃんにどんな気持ち抱えてるか知らないけど、ちぃちゃん幸せにしたいんだったら、ADHD抱えた中で、あの子が暮らしやすいようにサポートするのが私たちの仕事でしょ？』 そういい、僕に視線を向け直す彼 『えぇ・・・もちろんですよ。そのために貴方に相談しましたから。』 僕は改めて、まっすぐ彼の方を向く 『そうこなくっちゃ。ただ、あの子の話してたら他の子で手が回らなくなっちゃうし、先にそっち行かせてもらうよ』 そういい、振り返り後ろ手に手を挙げる彼。 『えぇ、もちろん。またよろしくお願いします』 そう彼に告げ、庭で元気よく遊んでいるちぃちゃんの方を向き・・・目を開く。 嗚呼、どうか君だけは・・・あいつの分まで幸せになりますように・・・・・・ そう思い彼女を見守っていると、他の子の呼ぶ声がする ・・・・・・ちぃちゃんだけじゃない。ここの子どもたちは・・・全員、僕が幸せにするんだ。 それが僕の・・・”使命”なのだから。 -------------------- 特徴表：(5-5)おおらか 嫌なことをすぐ忘れられる。(精神科クリニックや療養所などでの正気度ポイントの回復が+1追加される。) -------------------- 1人称：あたし(ちぃ) 2人称：きみ、～くん・ちゃん 3人称：きみ、～くん・ちゃんたち -------------------- 誕生日：4月17日 誕生花：ラークスパー(直訳で飛燕草、千鳥草) 花言葉：軽やかさ、陽気、軽快、信頼、活発、私の心を読んでください 苗字の由来：ホテルアオイ(漢字表記：布袋葵) 花言葉：揺れる心

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