タグ： 庭師は何を口遊む

安生 千夏(40) 胡散臭い見た目をしたチャラーいゆるふわおぢさん。どんなトラブルがあってもゆるっと受け流して動じない。 若い頃は根暗だったのだが、血のにじむような努力によってチャラオジサンへと進化した。そのため根っこは真面目な人。そして絶望的に非力。腕相撲をしようものなら絶対に負けてしまう。 っていうか、powが20もある人の精神構造ってどうなってんの？？ 的場刑事を理想の刑事だと崇めており、密かな目標としている。的場刑事には随分可愛がられて育っており、師弟のような関係。 相模原とは昔からずっと、尊敬の入り交じった片思いをしており、一途に想い続けていたが、恋人になってこれからという所で殺害されてしまった。 受けたショックは大きかったが、もうこれ以上大事な人を死なせたくない、と決意した後は、悲しみを笑顔で覆い隠している。 根暗を治そうと思ったのは、相模原と的場のように包容力のある大人になりたいと願った結果。気づいたら零課のチーフになっていてびっくりサ！！ 名前は恥ずかしいので苗字で呼んで欲しいと思っている。 根暗でイマイチぱっとしなかった若い頃の安生を慰め、叱咤してくれたのが相模原だった。持ち前の鋼のメンタルで這い上がり、とうとう零課に抜擢された安生だったが、まさかこんなチャラくなるとは誰も予想しなかったという…… 料理は意外にも上手。恋人のために頑張って覚えた。お味噌汁など家庭的な料理からワインに合うオシャレなおつまみまで、レパートリーは幅広い。 「庭師後」 人生の全てだった恋人と、尊敬する上司を両方失い、しかし持ち前の鉄壁の理性によって狂うことも出来ない。 事件からの立ち直りは一見早く、普段通りに勤務していたのだが、数年後ふっと警察を辞めてしまう。 退職後は、「ゾネンブルーメ」という名前のカフェ兼barの経営を始める。様々な場所から集まるお客様に、美味しい料理と癒しを提供するのが生きがい。

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