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長身痩躯の女性。女性にしては高身長でメンタル含め精神と頭脳はそれなりだが、フィジカルは脆弱で徹夜と縁を切れない美大生だが体力の無さゆえそもそも徹夜ができないし、画材+α以上のものは持てない。 一人称「アタシ」、二人称「キミ」 コテコテの関西弁と飄々した愛嬌の女性。人付き合いを厭う質ではないが、ノリが良くクラスの誰とも仲良くできるが親友はいないタイプ。1人で大抵のことはできるなど器用で要領が良い。育ちが良いので、ふとした瞬間の所作が美しかったり、割と「気ぃ使い」であったり、頼まれたら断らないが貸し借りをお互い様として重視する義理堅い性格をしている。周囲からの評価は概ね「面白いけどよくわからない、でも良い奴」という感じ。本人は自分のことを至って普通の良識人だと思っている。 日本画を専攻しており、仏教説話や神話、歴史的事象などをモチーフとすることが多く大学2年の時に作成した「地獄変」や美人画「木花咲耶」などが高い評価を受けている。そのため歴史や神話、宗教に関する本を常から多く読んでいる(図書館:85)。画風も洋風画の他に水墨画にも手を広げているなど絵画、芸術に対しては幅広く興味関心を深く持ち真摯に向き合っており、あらゆる可能性を模索することを苦と思わない。また日本画を描くだけでなく、親族のとある男性の影響から美術修復も学んでおり(古美術修復:85)、将来海外で海外にある日本画を修復するキュレーターという道も模索している。好きな画家は菱川春草と上村松園、画家ではないが原田マハ。描き始めるまで下調べをしたり構想を練るため時間がかかるが、描き始めると早いタイプ。また体力的に徹夜ができないためスケジュールを立てそれに従うことで期限にも余裕がある時が多い。 家は古くから続く芸術関係の人間を輩出している家系でそれなりの名家。親族には象嵌細工で人間国宝に認定されている者や美術品の鑑定士としてメディアにも顔を出す著名人などがおり、花霞の家族は花道で名を馳せている。 幼少期から花道に触れて育ったが、花道には興味がなく、本の中の神話や歴史の世界に興味を持っており空想画のようにそれらの絵を描いていたが花道を生業とする家では絵を描くという才能は的確に評価されることはなかった。忙しい家族はきちんと見ることも少なく、冷遇されることこそなかったが、孤独を感じながら、自分の絵は誰かに評価されるほどのものではないと考え、自身の才能に対して卑屈な思考を持っていた。だが、絵を描くということを捨て切れず、公民館などで行われる絵画講習などに参加し日本画と出会う。 高校3年生の時に、開き直り関西の大学の美学美術史学科に入学し本格的にキュレーターを目指そうとしたところ、ダメ元&記念受験として都内の美大を受験したところ合格する。辞退しようとしたところ、かねてより花霞の絵の才能を見出していた狩房家当主(前述の人間国宝)の大叔父から学費や都内での生活費諸々を全て提供するという後押しがあったため入学を決意する。 大叔父からの評価を受けたことや美大での生活の中で日本画を描くということに希望を見出し、憧れのキュレーターという職との間のジレンマに悩んでいる。 24【愛書家】 あらゆるジャンルの蔵書を持っている。〈図書館〉に+20%。さらに図書館に出かけなくても、自宅の書庫で〈図書館〉ロールが可能となる。 以下ムーンエラーアウトサイダーHO2の秘匿内容アリ 春草とは幼少期の家族の中で孤独を感じていた時に知り合う。知り合う、というよりは当初は自分が寂しさから生み出した幻覚と捉えていた上、その頃花霞が描いていた絵を唯一評価していたのが春草であったが、自分の都合のいい幻覚が何か言ってるな…ぐらいにしか受け止めていなかった。高校に入ったあたりで改めて「猫を救う」という弁を聞き幻覚ではなく、いよいよ本物のナニかなのではないかと考え直すこととなり、以降はなんか知らんが自分に憑いている布面積の少ないのじゃロリとして認識している。しかし、ダメ元で美大を受けろと言ったのは春草であるためその点では恩を感じており、美大入学の際に猫を救うための協力に関して了承した。 とは言え、猫の神という点は置いておくとしても人ではないナニかであることは理解しているため、警戒心を持ち、絵に対するアドバイスなど甘えすぎないように節度を持って接しており、慣れすぎないように心掛けている。 今回の特別合同授業に関してはテーマが自分の得意としている画題が生かしにくそうなためぶっちゃけ乗り気ではないが、単位はとにかく欲しいと思いながら受けている。

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