タグ： 僕の人生は君のせいで出来ている ことぜめ

明るく快活、真面目で責任感の強い高校2年生。風紀委員に所属している。 正義感が強く、困っている人がいれば自分のことも放り投げてすぐに助けに向かってしまうお人好し。 幼い頃から友人が多く素行も良い、勉強も運動もクラスでは上位の成績を収めてきたような、絵に描いた優等生。苦手な分野や他人に劣るものがあれば血の滲むような努力をしてきた。父も母も自慢の息子として、優秀な灯花のことを大事に大事に育ててきた。 高校でもたくさんの友人に囲まれ、挫折を知らない日々を送る。そう思っていた。 花樹幽に出会うまでは。 彼は全てにおいて灯花より上にいた。頭脳、運動神経、人望。努力したって到底届きそうにないその能力は、最早天才と評するしかなかった。 初めての挫折。努力で叶わない相手。灯花の心に仄暗い感情が積り、やがて劣等感と強い嫉妬となって燃え上がるのは時間の問題だった。 灯花は聡明な子供で、自分がどう振舞えば相手によく見られるかというのを幼い頃から分かっていた。幼児なら愛嬌が良ければ好かれる。小学生なら脚が早ければクラスの中心に行ける。中学生なら成績が良ければ一目置かれる。自分はこのまま常に人より上に位置する順風満帆な人生を送るのだと思っていた。高校生活でもそう、だと思っていたのに。あんな奴がいるせいで。ヘラヘラ笑って、頼りにされてて、その癖自分の遥か上を行くなんて。あいつがいるせいで俺は常に2番目だ。そんなの許せない。あんな奴いなければ、羨ましい、妬ましい、死んでしまえばいいのに、目障りだ、消えてしまえ。 まとめると他者評価に依存した実力不足のクソ僻み野郎です！！ 好きな食べ物はポップコーン。趣味は読書、ジョギング、犬カフェに行くこと。 モチーフは赤色のシクラメン。花言葉は「嫉妬」。

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