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「んだよ、用が済んだらどっかいけ」(現代探索者芸術家ベース) 漣 柚雨(さざなみ ゆう) ジュエリー作家として活躍する28歳。 高校の時、友人が持っていたリングをかっけ〜と羨ましがっていた所煽られて激高。んならもっといい奴俺が作ってやるよと芸大を志望、合格し、卒業後はプロの作家としてブランドを立ち上げた。その後例の友人に自分の作品を送り付けることで柚雨の復讐は完了した。専門として作っているのは金属アクセサリーで、依頼を受ければジュエリーも扱うがそう多くは作らない。 バカ。勉強は人生で5回しかしたことない。高校時代は遅刻赤点補習は当たり前、先生の慈悲がなかったら確実に卒業出来ていなかった。今の彼があるのは、臨機応変のきく先天的な頭の良さのおかげ。 性格はツンツンして口が悪く、仲のいい友達に対しても悪態をついてしまうが、上手く本音を言えないだけである。また、クソがn回つくほどの面倒くさがりや。極力自ら動きたがらない。移動も必ず車またはタクシー、食生活は健康食品で補っており料理という料理をあまり食べない。唯一よく動く時といえば、(もちろん)仕事であるアクセサリーを制作する時だけ。過去遭った事故の後遺症で左足が上手く動かすことが出来ないという理由もあるが、それは置いといても程があるだろレベル。 まあこんな生活をしているわけで、体調はボロカスで常にどこかを拗らせている。しかし、制作するにあたって付いた体力のおかげで大事にはならずに済んでいる。 マスクは高校時代からずっと着けており、その癖が抜けず今でも意味もなく着けている。 《僕らの花火は夢の歌沫》 ▽通過シナリオバレ有り ------------------------------------------------- 高校からの付き合いの幼馴染たち。誉楽、いるか、綴、ゆう、花火。 仲良しだった。ずっと一緒にいたかった。そう信じてやまなかったのに。 一度死んだはずの花火を、花火のある願いからチャンスを得て、過去へ戻って助けられたはずだった。 いや、実際は助けた。行われるはずの儀式を阻止して、村に根付いた儀式を取り払えたはずだったのに。 一時の多大な幸福感に支配され、たった一つのミスに気づくことができなかった。 あの楽譜さえ処理しておけば。花火は今頃生きていた。 今でもずっと一緒にいられたはずなのに。 後悔してもしきれない、しきるはずなんて一生ない。 柚雨はこれからもこの傷を一生抱えて生きていく、彼の今後の作品のモチーフは煌き、花火、などになるのかもしれない。

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