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6旅行誌を主に手掛けるフォトグラファー。 一見物静かな理系に見えるが、話してみると意外と気さくに会話を楽しむ。 元々は真逆の社会性のない冷めた性格であったが、とある出来事をきっかけに人生や人柄が大きく変わった。 自分を大きく変えてくれた大切な場を、時を、この手に持つカメラに収めたい。 そんな一心で始めたカメラで今は生計をたてている。 雑貨屋に勤めるかわいらしい23歳の年下女性と2年交際している。 そろそろ2人の思い出の場所で、最高のプロポーズをしたいと考えている。 そんな今から8年前。 生まれも育ちも東京だった秋良は、17の夏、田舎に越してきた。 思い描いていた都会の高校生活とは裏腹に、田舎へ転入してきた秋良は学校にうまくなじめず、退屈な日々を送っていた。 「俺はひとりでいい。」と他人に興味がなく、世の中に冷めた感情を持っていた。 そんなある日、天真爛漫な少女と出会う。クラス中が「アイツは暗くて怖いし近寄りがたい」という秋良のことを、 彼女だけは「自分に素直なところが素敵だ」と肯定してくれた。 そんな彼女が秋良の手を引き無理矢理連れ出し、町の素敵なところ、楽しいことを色々教えてくれた。 いつしか秋良はクラスにもなじみ、誰かと過ごす楽しさを感じ、人を大事にすることを覚えていった。 しかし、とある出来事をきっかけに、彼女のことは思いだせなくなってしまう。 あの時俺を変えてくれたのは一体だれなのか…そもそもそんな人はいなくて夢だったのか。 時々考えても考えても分からないこの疑問が、8年経った今でも秋良を複雑な思いにさせることがある。 12月27日生まれ、やぎ座。 シャツやパーカーにパンツスタイルというシンプルな服装を好む。 他人に流されにくく、しっかりと自分をもっている。 元々少し冷めたような現実主義の性格で、近寄りがたい雰囲気があったが、 高校生の頃の出来事をきっかけに明るくなり、友人達に恵まれた、正義感の強い青年へと成長した。

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