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「金糸雀の欠伸」HO3 29歳の刑事。男。 人懐っこくて明るいわんこ属性。 正義感が強く、困っている人は放っておけない性格。 困ってる人を助けて職場に遅刻してくるタイプ。 ーー「金糸雀の欠伸」HO3秘匿設定ーー 五年前に双子の妹である「星（あかり）」が死んだ。24歳だった。 昴と星は早産での出産だったため、母体にも子供にもかなり負担があった。そのせいで出産時に母親は亡くなってしまう。 双子どちらも未熟児で生まれた。昴は無事に大きくなったが、星はそうもいかず、脳性麻痺という後遺症が残る。そのせいで足が思うように動かせないため、星は生まれた瞬間から、大きくなっても車椅子から離れられない生活を送ってきた。 （このへん頑張って調べたけど知識ふわふわです…すみません；；） なので昴は昔から妹に過保護気味なきらいがあった。 その一方で、男手ひとつで育児と仕事の両立、最愛の妻は亡くなり、その上一人の子供は車椅子がなければ動くことすら出来ない。そんな現実に嫌気がさし、父は徐々に双子に対して冷たくあしらうようになっていった。 やがて昴に「お前はお気楽でいいな」「どうして死んだのがお前じゃなくて母だったんだ」と八つ当たりをするように。 当然、父とはめちゃくちゃ仲が悪くなる。 比例するように、「自分の助けが必要な歩けない妹」に必要とされる感覚に依存していく。 歪んだところに歪んだ快感を見出した昴は、「誰かを助けること」に固執するようになった。 刑事を志したのもこの延長線上。 昴は正しいことをして、誰かに「自分」を認めて欲しかった。 いなくなった母と、自分を嫌う父の代わりに。 そんな日々を過ごして数年。 22のとき、星が2歳歳上の獣医と結婚を決める。 もちろん上記のように歪んだ昴にはショックすぎる報せだった。何せ自分を1番必要としてくれていた妹が遠くにいってしまうので… このときに妹と口論になり、結果として妹が半ば押し切る形で結婚。 式には出たが、それだけだった。それ以来どこか気まずくなり、妹とはあまり会話をしなくなった。 そうやって家を飛び出した妹と次に会ったのは、星が死体として発見されたときだった。 ーーーーーーーーーーーーーーー 妹：平尾 星(ひらお あかり) 昴の双子の妹。生まれつき足が悪く、車椅子生活を余儀なくされていた。 22で結婚、24で妊娠。 スバルとアカリで星座繋がり。 結婚相手は平尾 冬樹(ひらお ふゆき)。昴星双子の2歳年上の獣医。おおらかで優しい男性で、足が悪い星にずっと寄り添っていたが… 昴は元々妹と仲違いしていたのでマトモに話したことはない。 本人: 無自覚メサイアコンプレックス持ち。 幼い頃に父からぞんざいな扱いを受けていたせいで、誰かに認めてもらうこと・愛されることに飢えている。そのために正しくありたい！ 「助けた人にありがとうって言って貰えるのが生きがいです！」 これをさらに根深いところで拗らせてる感じ。 彼にとって妹は唯一の心の拠り所（めちゃくちゃ歪んでるけど）だったが… 犯人を殺すことが妹にとっての報いであると信じてやまない。それが出来るのは自分しかいないし、そうすればきっと妹だって喜んでくれるはずなので。 …というのを建前にして、自分の怒りを晴らすことを正当化しようとしている。自分は間違ってなんかいない、だって奴を殺せば、星は喜んでくれるに違いないんだから！ 通過 「金糸雀の欠伸」 妹の墓の前で自殺。ロスト。

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