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　 「こんにちはしつじさん。よろしくね」 穏やかでふんわりとした雰囲気と微笑みをたたえている柔らかで控えめな少女。 日光に弱く日夜問わずいつも書架に籠もって本を読んでいるタイプで、外遊びは好まないようで基本的にお屋敷の中で過ごしている。 それゆえか年齢に反してかなりの博識であり、その知識量はまさに天才児と呼べるレベル。大人顔負けの豊富な知識量を誇る。 また、振る舞いに関しても同年齢の少年少女たちとは一線を画すレベルの落ち着いた所作をしており、育ちの良さが見える。 だが人見知りなのか控えめな性格も相まって初対面の人間に会うと緊張したり、いったん棚や壁際にそっと隠れてしまいがち。 屋敷に来るまでは母と暮らしていて、各地を転々としていたせいで他人とのコミュニケーションや友達作りがやや苦手らしい。 もっとも慣れれば年齢相応の笑顔を見せてくれるし、HO2に対しては比較的人見知りをせず早々に懐いている様子。 引きこもりがちなのもあって、一部では不思議ちゃんと思われることも。 以下、「揺蕩う月 見上ぐ蛇」HO1：月 バレ 「私はこの世を80年生きている偉大なる魔術師だぞ？敬えよ少年」 その正体は世界の真理と永遠を求め魔術を研究している、80年の時を生きる不老の魔術師である。齢87才。 普段は柔らかな少女として振る舞っているが、その正体は魔術の研究に無限の時間と情熱を注ぐマッドなオカルティストである。 彼女にとって不老を保つために他人を犠牲とすることに対しては必要な生贄だと思っているが、相応の礼儀は払う方でもある。 母より産み落とされた魔術師の彼女には正当な倫理観も常識もなく、故にこの世界は「仮初のもの」として映っていた。 だからこの世界を破るために、真理へ至るために永遠を求めた。母から伝えられた魔術で80年間少女の姿のままで生きてきた。 ただ彼女は、そんな小さな身体で長い長い時を生きる中で得たものがある。それが今の表の振る舞いと処世術である。 彼女はいつになっても人間は変わらないと世界を厭世的に、斜めから見下している。他人との関わりが苦手なのではなく、「嫌い」。 魔術師であることが知れたら迫害される。だからなるべく関わらない。魔術を使った時の記憶がないのもそのせいだと思っている。 彼女の技術や知識は天からの才でなく80年間学んできた魔術や経験由来のものであり、それを使ってここまで生き延びている。 齢89歳なので言葉遣いはやや古めかしいし、そんな彼女にとっては皆少年少女ゆえに本性を見せると基本的にオール上から目線。 職業参照：2015スピリチュアリスト（値切り→天文学、信用→博物学）、EDUに加齢ルールを採用（+6） 不定による後遺症「健忘症」

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