タグ： りんちゃん ドラ卓山羊歌

【特徴表】潜水の名人 動物に好かれる 【経歴表】 ・銃に撃たれたことがある ・特定の色に強い思い入れがある ・歌を褒められたことがない ーーーーーーーーー 過去 ーーーーーーーーーー 裕福でも貧しくもない平凡な村に住んでいた。村医者だった父とその補佐をする母、兄の4人家族でとっても幸せに暮らしていた。その村には綺麗な湖があり神も祀られている由緒ある湖だった。イグナは泳ぐのが大好きだったのと両親の手伝いでその湖の水底に生える薬草を取りによく潜っていた。あんまり綺麗に泳ぐので村の人は人魚が泳いでるのかと思ったと褒めてくれた。童話に出てくる人魚のようにお歌を聞かせておくれとお願いされることもあるが、イグナが歌を披露するとあまりの下手さに周りをよくざわつかせていた。 湖の水はとても綺麗で観光名所にもなっていたほどだった。そのお陰で村は貧しくはならなかった。しかしある日を境にどんどんと湖の水が干からびていってしまった。原因が分からず、観光客は遠のき、お金がなくなり皆心の余裕を無くしていった。そんな中でもイグナの両親は前向きに働きいつもニコニコとイグナや兄に接してくれた。兄も妹のイグナを可愛がっており決して喧嘩などしたことはなかった。恥ずかしい話、イグナは真剣に兄のお嫁さんになることを夢見ていた。しかしレグナード家だけが特別であり、周りでは犯罪が増えていった。それほど大きくない村なのですぐに犯人は見つかる。しかしそんなことが続き漸く村長が重い腰をあげた。「水の神に生贄を捧げよう。」生贄は若い娘と歴史が語っていた。その中でも泳ぎの得意な、水に愛されているイグナが適任だと村長は淡々と村の集会で宣言した。村長の言う事には決して逆らうことは出来ない。村長は参加していた父の肩にぽんと手をのせた。それをありありと物語るような威圧感をその手から感じ、父は何も言う事が出来なかった。 父が集会から帰って来るなり兄にイグナと一緒にこの村を出るように言う。イグナには何も知らせず真夜中に兄はイグナの手をひいて村を出た。どうして家族が離ればなれにならないと行けないのか、イグナには全く分からなかった。確かに村に漂う不穏な空気にイグナも心配はしていた。しかしそれが原因でイグナード家が崩壊するなんてこれっぽっちも考えてなどいなかった。兄に手をひかれながら「どうして？」と問い続けた。しかし兄は答えてはくれなかった。しかし兄が口を閉ざしても意味はなかった。勘づいていた村の人がイグナ達を追って来たからだ。「どうして逃げるの？どうして追ってくるの？私たちは何も悪い事をしていないのに。お父さんたちは大丈夫なの？」息が切れて苦しくても、イグナは問いかけずにはいられなかった。何も答えなくてもいい。ただいつものように兄が笑って大丈夫だよと言って欲しかった。 バーン。森に大きい音がこだました。それと同時にイグナの脇腹に熱がはしった。誰かが銃でイグナを撃ったのだ。「生け贄に何をしてるんだ！」遠くの方で男性の怒号が聞こえる。「大丈夫だ。殺しはしない。ただ逃げられないようにするだけだ！」後半の声はイグナには聞こえなかった。痛い。弾が擦った脇腹が痛すぎてイグナはその場に踞る。殺される。その恐怖で震えが止まらなかった。兄がこちらにかけより傷口に手をあてた。「大丈夫……只の、かすり傷だよ。」そう言いながら兄の手が黒く染まっていた。 もうイグナが動けないと判断した兄はイグナを抱えて走り出した。ここで立ち止まっては行けない。その思いだけを頼りにひた走った。気がつけば大きな湖に辿り着いていた。村の湖でないのは明らかであったが、一瞬兄は動揺した。兄は何故自分たちが逃げなければいけないのか父に聞かされていたからだ。その隙を追っ手は見逃さなかった。バーン。また弾が放たれた。それは兄の胸を背中から貫いた。 「ここにね、心臓があるのよ。」母が教えてくれた。ここに私たちを動かしているとっても大事な物があると。兄の服から滲んでいる血の位置は、正しくいつか母が教えてくれた場所だった。即死してもおかしくなかった。しかし兄は今死ぬ訳には行かなかった。せめて妹だけでも逃がさなければ。その一心で兄は1歩、2歩と前に進もうとした。瞬間、力尽きた兄は膝から崩れ落ちるように湖へと落ちていった。イグナを抱えたまま。兄は気を失いどんどんと底へと沈んでいく。イグナは兄を上へと引っ張ろうとするが彼女の力では到底そんなことは出来なかった。果てには流れた血が多すぎて意識が遠のいていく。イグナは最後、兄が湖の底へと沈む景色を最後に気を失った。 次に目を覚ますとイグナはふかふかのベッドに寝かされていた。それはアダムズハウスのとある一室のベッドだった。後から聞いた話だと湖のほとりに一人で気を失っていたところをハウスの人に発見されここにいるらしい。イグナは諸々の事情を話しハウスの一員に入れてもらうことになった。当時イグナは12歳だった。 ハウスに来てからもイグナは定期的に水に潜っていた。薬草のためではない。もう薬草を必要とする人はいない。イグナはあの最後に見た兄が沈む光景が忘れられない。あのすべての光を吸収したかのような黒に兄が飲み込まれていくあの光景が。あの日以来、イグナは暗闇が怖い。あの暗闇の中に今でも兄が一人でいるのではないかと水に潜って探してしまう。あの湖じゃなくても、水は繋がっているんじゃないかと信じて、イグナは今でも兄のことを探している。 兄の名前はケビン・レグナード ーーーーーーーーー 過去 ーーーーーーーーーー 【10年間の成長】 [18歳までの成長] ・17歳は1年間療養の行動 x12 1d100 #1 (1D100) ＞ 58 #2 (1D100) ＞ 30 #3 (1D100) ＞ 16 #4 (1D100) ＞ 95 #5 (1D100) ＞ 36 #6 (1D100) ＞ 99 #7 (1D100) ＞ 25 #8 (1D100) ＞ 65 #9 (1D100) ＞ 56 #10 (1D100) ＞ 81 #11 (1D100) ＞ 92 #12 (1D100) ＞ 17 SAN回復+20 ・18歳は成長時行動 　⇨ 1d6 EDU (1D6) ＞ 5[5] ＞ 5 =EDU+1の成長 　　 1d6 SIZ (1D6) ＞ 6[6] ＞ 6 =SIZ+1の成長 　　 1d6 STR (1D6) ＞ 2[2] ＞ 2 =成長なし ーー就活ーー ・19歳 　⇨ライラのもとで作家活動 　　ccb<=90 【仕事の軌道】 (1D100<=90) ＞ 99 ＞ 致命的失敗 　　収入がないのでライラの恩恵を受けれないと解釈 自由P+10 ・20歳 　⇨ライラのもとで作家活動 　　ccb<=90 【仕事の軌道】 (1D100<=90) ＞ 95 ＞ 失敗 　　収入がないのでライラの恩恵を受けれないと解釈 自由P+10 ・21歳~26歳 (5年間) 21-22 / 22-23 / 23-24 / 24-25 / 25-26 　⇨ライラのもとで作家活動 　　ccb<=90 【仕事の軌道】 (1D100<=90) ＞ 15 ＞ スペシャル 　　収入が得られるようになったのでライラの恩恵が受けれると解釈 　　20×5=100(職業P) 　　10×5=50(自由P) 結果 職業技能：100P 自由技能： 70P 4:牙が鋭くなった

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