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●私立探偵ベース（2010） 職業技能：目星、図書館、言いくるめ、鍵開け、心理学、追跡、法律 　　　　　＋一つ選択：聞き耳、写真術、値切り、スタンガン　⇒　聞き耳 =========================== 節棍(5％)（2015）： 　節棍による攻撃は受け流しが非常に困難なので、受け流しの成功率は1/2（端数切捨）となる。 　巻きつき攻撃は不可。 =========================== 都内に探偵事務所を構える女探偵。 粗雑な性格をしており、およそ“探偵”に求められる対人スキルが欠けている。 優秀な探偵助手・前田 柳(3148141)の支援のおかげで、かろうじて探偵業を勤めることが出来ているのが現状。 しかし、完璧すぎる助手にはある嫌疑がある。彼には恩師であったかつての探偵を殺害した容疑があるのだ。 そして彼女は、その報復の機会を虎視眈々と狙っている。 ------------------------------ それなりに資産のある家に生まれるも、幼い頃に父親が事業に失敗し、 借金が嵩みどんどんと家の羽振りと親戚・両親の仲が悪化していく。 度重なる浮気や喧嘩に嫌気がさし、思春期頃になると不良少女となり、家に残った僅かな金を盗んで飛び出した。 大人も知人も誰も信用できず、都会をふらふらと彷徨っているところ、ある人物に声をかけられる。 キャッチか、風俗の勧誘かとも思っているとそうでもなく、自分を探しに来た探偵であるという。 父か母かどちらでもいいが、どうせ世間体のため捜索依頼だろう。 初めの内は相手にしなかった。 しかし来る日も来る日も男は自分の前に現れた。 説得を試みるでもなく、ただただ時間の許す限り、自分の近くにいた。 一人の大人が自分の傍にいてくれるのは、どれくらいぶりのことだろう。 次第に言葉を交わすようになった。 ある日、日頃からやっかみをつけられていた不良グループに襲われそうになる。 喧嘩には慣れていたものの多勢に無勢、すぐに追い詰められてしまう。 あわやというところで手を差し伸べたのも、やはりその探偵の男だった。 事が済んだ後、行くところが無いのなら、自分の事務所の助手にならないかと言われた。 そしてその男は、彼女の恩人となった。男は望月 誠二と名乗った。 それからは彼の期待に応えるように真面目に勉強し、 一般教養から学業まで、探偵助手として必要な知識を身に付けた。 また身を守る術があった方が良い、と言われ手習いに格闘術を習ったが、一番しっくりきたのが三節棍だった。 珍しい武器であり立振舞いが読まれづらく、携帯も容易である。暇を見ては機関に通い習熟を試みた。 大事な恩人の元で学びながら働く、その数年が彼女にとって最も幸福な時期であったかもしれない。 数年が立ち、独り立ちの話が持ちかけられた。暖簾分けのような形で独立することとなる。 しばらくはサポートを受けつつも、徐々に失せ物探し等の簡単なものから、女性客向けの仕事を請けるようになる。 それなりに軌道に乗り始め、望月を頼らずともこなせるようになってきた。 聞けば新たに助手を雇ったという。また大きいヤマに関わることになったのだと。 そのやりとりが最後になった。 恩人の訃報を耳にしたのは、その新しい助手である前田柳からの連絡からであった。 望月の死因を探るも結局は迷宮入りとなってしまい、代わりに柳を助手として雇うことになった。 彼は非常に献身的であり、かつ屋敷や庭など潤沢な資産を持っている。 事件の調査中は依頼を全て断ってしまっていたため、資金難となり、家賃の支払いすら滞っていた彼女に対し、 金銭面、精神面でも手厚いサポートを行い、本来の仕事である経理以上の事を行うに至った。 助手としても優秀で、面倒な依頼主とのやりとりもスムーズにこなしてくれる。 元々対人交渉は面倒臭く感じており、不得手であったため、任せるようになっていった。 それに対して不満のひとつも零さない。常に笑顔を絶やさずに利用されてくれる。 次第に柳に懐柔されるかのように、元の荒んだ性格に戻ってしまった。 だが付き合いを続ける内に柳の言動に多少なりとも違和感を覚えるようになる。 柳に甘えるも探偵としての仕事を放棄しているわけではない、 興味本位だが、柳の素性について調べてみることにした。 すると妹が行方不明になっており、それが未解決であるという事を知る。 彼は病死したと答えたはずであり、証言が食い違う。 そして妹について語る時には、亡き恩人である望月のことについて話す時のような、不自然な引っ掛かりがあるのだ。 ……彼の妹と、望月を殺害したのは柳なのではないか？ 死体を埋める土地ならここにいくらでもある。動機もなんとなくだが想像はできる。 しかし証拠が無い。決定的な物証が無いのである。 かつ事務所の経営は彼の資金と交渉に頼っている次第である。 見過ごせばいいだけの話ではある。…が、望月の死は自分にとってショックが深い。 もし直感が合っているのならば、目の前の助手を許すわけにはいかないのだ。 そしてこのままだと自分まで殺されかねない可能性だってある。 今日も日がな一日、閑古鳥の啼く事務所で腐った風を装いながら、 いつか“助手”が尻尾を出すところを掴もうと狙っているのである。 ================================================================================ <特徴表> ・戦士 　周囲の物はすべて武器だと考えている。 　あらゆる近接戦闘武器（肉体を使った技能は除く）の基本成功率は50％である。 ・寄せ餌（D）（1d6*10）⇒　<心理学> +60％ 　人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 ------------------------------------------------------------ 【セッション暦】 ・『同居人』（KP：撚さん） ◆発狂メモ 【一時的狂気】 未 【不定の狂気】 忘却 ◆遭遇神話生物/取得呪文/AF ・【魂の罠】（基本ルールブックｐ.271） 　使い手は対象の魂を特別に用意した護符の中に閉じ込めることができる。 　護符を作るためには1POWと1D4SANのコストがかかる。 　対象は死んだ時にその護符を持っていなければならず、持っていなかった場合は呪文は失敗する。 　護符さえ持っていれば、魂は自動的にそこに捕らわれる。 　それ以降は使い手が２、３語の簡単な言葉を口にするだけで、犠牲者の魂を呼び出すことができる。 　呼び出された魂は、生きていたときの姿で現れる。 　衣類も生きていたときと同じものを着ており、指輪や時計などのアクセサリーも同様である。 　魂に質問することもできるし、何かの仕事を頼むこともできる。 　しかし、拒否されたり敵意をあらわにされたときには、魂を追い払うために抵抗表によるPOW対POWのロールに成功しなければならない。 　成功すれば魂はすぐに消える。 　呼び出された魂は、呪文の使い手のPOWと同じ数のラウンド数の間はっきりと現れている。 　そしてそれと同じ間隔を置いたあとに再び呼び出すことができる。 ・【特殊：ニャルラトホテプとの接触】 ・【旧き印】

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