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「─────凡そ私は天才だからね！わかっちゃうんだ、其の全てが」 ◆人物 「浅い、浅いよキミ！パーソナルデータのみで全部知った気になるのは知的生命体としては三流もいいところだから！」 好きなもの：知識欲、まだ見ぬ知識、難解で複雑なもの 嫌いなもの：物理至上主義者、理解の容易いもの 「下らないなあ。一目でその全てを理解できてしまうのは正直退屈。それと結局力に訴える攻撃的な人間は知的生命体と呼ぶには名前負けが過ぎるよねえ」 性格：好奇心旺盛で、見たもののすべてを理解しようとする。そして理解してしまう。 「１＋１の答えは２だ」という当たり前の知識、当然の認識の範囲。「そういうものだ」という定義づけの域に達した普遍的な知識。 彼女にとっては世の中にある全てのものが「そういうもの」。偉大な数学者が生涯をかけた定理は、ノータイムでその正しい解を言える。 「だってどうやったってそうなるんじゃないの？それが正しい数式であるんならね」というのが本人談。 とても、とても嫌味で回りくどくて胡散臭い性格。その見た目の美しさと知名度と謎の愛嬌がなければ間違いなく大体の人に嫌われる。 そして挑発の意図がないのにかなり挑発的に聞こえる発言が多い。 「天才ってそういう生き物でしょ。とてもムカつくし嫌な連中だよねー。あ、私もか」 ────そう、物理的にはとても貧弱。筋力なんてのはへなちょこのそれ。 あらゆる物事を理解できるが、物理的には不可能なこともある。たとえば砲丸投げ。どう力を込めてどう体を動かしてどう投げるのが一番飛ぶかまでわかるが、 ものによってはそもそも持ち上げることが困難だったりもする。 ◆特異性・天才性 芸術【禁断の果実】 楽園の智慧の果実。禁断の樹から落ちた結実。秘匿された真実。 あらゆる知識を持ち、その全てが即座に引き出せる。 見たものは忘れないし、触ったものは技術的にどのようにでも動かせる。 実は過度に筋力を用いないたいていのことは人並み以上に可能であるが、自身でそれを良しとしない。 出来ないふり(ないし筋力がなくて本当にできない)をすることが殆ど。 それは他者に対する敬意なのか、無関心なのかは定かではない。 「そ、私は天才────だからって、誰かが研鑽した技術…生きるために作り上げた理想を、否定はしたくない。『ただ出来るだけ』の模範解答が、いつも正しい訳じゃない」 「……あ。いや、私はすべてを凌駕する天才だからねえ！なんでも私ができてしまったらつまらないし、可哀想でしょ？ね？」

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