タグ： 四季送り HO秋

本名は骨喰 慰（ほねばみ なぐさ） 「秋狩 葬」以外にも、「蝋（ラフ）」という名を使うことがある。 血液型はA型（AA） 好物は白玉、すあま、ねりきり、桃、甘栗、しゃぶしゃぶ、良い香りの物、線香、火薬の香、お経 嫌いなものは尻ぬぐい。 尻ぬぐいをするのを心底嫌い、されるのを地獄の底から嫌う。 首や肩、腕、脚、指…など、関節部分に「球体関節」の入れ墨をしている。 性格はダウナーかつきつめ。 人嫌いかと間違うほどに怜悧で苛烈ではあるが、態度に寄らず人の話はきちんと聞いているし、周りに気をやっている。 何か大きな理由があるなどではなく、単純に性格が悪い。 殺し屋をやっているという状況と、芸術家に見られがちなものから形成された性格。 口が悪く苛烈ではあるものの、本当に嫌いな相手や死んでほしい相手には無関心かつ無感情になるため、なんだかんだ言いつつも情がないわけではない。 所謂、会計時に金がないことが発覚した時に頼めば意外と文句と嫌味を言いながらも会計時に金を払ってくれるタイプ ただしそれはつまり尻ぬぐいの一つなのでその点においては怒る。 曰く、「芸術」にちなんだ殺しを好む。 ただし、「殺し方」そのものにこだわりは無く、なるべく出血が少ない方法を取りたがるものの息の根の止め方はその場その場でやりやすいやり方で殺すため、統一性はあまりない。 物言わぬ屍にしたのちに工房へと持ち帰り、処置を施し作品へと仕上げていくのを好む。 ・しっかりと血抜きする ・部位ごと、或いはある程度の境目ごとに切り分け解体する ・腐りやすい臓器を抜く ・胴体など左右対称の大きなものは右をそのまま、左を川と肉を取り除き骨がきちんと綺麗に見えるように解体する ・眼球は蝋やニスで綺麗なまま保存し、頭部は右側が目を開け、左側が目を閉じているようにする などの処置を施し、レトロなトランクカバンに丁寧にパーツごと、緩衝材を用いて収納し、ターゲットが長毛であれば毛髪の束を紐でまとめ、血抜き後の血液は瓶に入れて収納したのち、殺した場所にカバンを戻すというやり方をする。 発見者はただ路地や屋内にカバンが置いてあるものを見て落とし物と勘違いし、中を開けたときにはじめて人間の身体が入っていることに気づく。 持ち帰る余裕がない場合はその場で殺し解体する程度にとどめておく。 ただ、瓶の中の血液は出た量を考えると足りず、必ず「骨」や「部位」がどこか一部中抜きされていて行方不明になり、中抜きした部分にはきれいな紅葉や銀杏の描かれた和紙製のカードが代わりに入れられている。 第三者から見れば此処までが「芸術」、「殺し」であるが、本人にとっての本番はこの後にあり、 中抜きしたものを適切な処置を施し、血を絵具に、骨は磨いて削り工芸品を作る、あるいは粉砕し骨粉にして粘土と混ぜて陶器を焼く。 秋狩曰く、「芸術」は人に見せるための物ではなく、カバンにして殺した場所に戻す行為はあくまでもただの死者・ターゲットへの配慮であり、これそのものは芸術ではない。（ただし第三者から見ればカバンにした後のことはわからないため、ここまでが芸術に見える） 秋狩 葬としての（第三者から見た）芸術はカバンを置き戻すまでで、 蝋としての芸術がその後のもの。 死体を収納したカバンは秋狩 葬の作品、 中抜きしたもので作った工芸品・芸術品は蝋の作品。 ─── 以下、過去含む秘匿等 ─── 幼いうちに殺しに手を染めてから独学で殺しの技術を学び、殺し屋として生きてきている。 ズタボロの服をまとって路地裏生活をしていた時期もあるため、現在は御洒落に気を遣う様を見せているが案外スラム生活も平気。 遙か昔から他人に自分の尻ぬぐいをされることを嫌っており、へまをなるべくしないように入念に準備をしてから事に及んでいた。 尻ぬぐいをされたくなさ過ぎて平気そうな顔をしたりして密かに我慢していることもある。 幼いころ、両親をこの手で殺害し家を出た過去がある。 何故殺したのかは記憶がおぼろげで覚えていないが、小さいうちから独り殺しで食いつないでいくことになり、普通の生活とはかけ離れた幼少期を過ごしてきた。 金を受け取って使う先は殺しの道具、裏社会でやっていくために必要な「つきあい」。 つきあいで入れ墨を彫り、付き合いで幼いうちに少量ではあれど酒を飲む事も有った。 どんなに何も悪くない相手であっても、仕事とあらば殺す、倫理のない殺しの生活を送り、性格形成に難を及ぼすこととなった。 荒んだ生活と荒んだ性格が底まで着きそうなギリギリのところで化野祝と会い、共に過ごすようになる。 殺しに支障が出ない程度の人らしさは恐らく化野祝を見て聞いて教わったもので、今となってはおぼろげな部分が大けれど、そのあたりから少しずつ人並みの着飾り等も覚えていった。 しかし１０年ほど前、その二年前に殺したはずのターゲット、安咲良美憂が生きているのを目撃し、そのショックから記憶が断片的に無くなっている。 同時に、断片的な記憶の欠落はあれど「この状況」に少なからずの焦燥を感じ、身を隠すために「着飾り」に拍車がかかっていくこととなるが、彼女だけではなく、わずかであるが殺したはずの存在が生きて居るという不気味な現象を見ることになり、そのうちにそれも慣れ、今では着飾りはただの趣味・ファッションとなっている。 幸い、特に何が起きる事も無いため、現在では特に大きく気に留めても居ない。 ただひとつ、「あび」で安咲良美憂に関わることに少々やりにくさは感じているところがある。 化野祝の事はあまり表立って全開にはしないものの半ば兄のように思っており、周りに他者がいない場合は態度も軟化する。 長年共にいた事も有り、化野祝の作るものはだいたいすべて文句を言わずに食べる。 ─── 以下技能値補足 ─── ■芸術：解体 解体に用いる際の手段は中型ナイフによる近接物理。 ■製作：芸術品 可能ならばこれで陶芸も骨加工も芸術系のものの製作をしたい（願望） ■医学 人の身体を解剖する際に必要な知識を補うもの 治療目的として使用することはほぼなさそう…。

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