タグ： MoMo家の男性陣 ロスト

30人〜50人程度の山奥にある閉鎖的な村の出身。 両親はおらず、苗字もない。 成人ではないため子供区域で生活をしている。 幼い頃から、トコと共に育ち、生きてきた。 幼少期から厳しい規則を強いられており、勉学に励む毎日だ。 大人からは「遊ぶ暇があれば、知識を詰め込みなさい」と口酸っぱく言い付けられてきた。 メルト自身も、知識を蓄える事は嫌いではないが、強制的な勉強に息苦しさを感じている。 赤ん坊の頃から教えられてきた事。 ・ルルは人ではなく、自身の【呪い】である。 ・成人の刻、完全体となった【呪い】に自身は殺されてしまう。 ・共に生きるためには、【呪い】をあるべき場所に戻さなければならない。 成人の日、儀式にて「トコを喰べなければ」いけない。 赤ん坊の頃からトコと過ごすうち、気がつけば彼女へ恋慕を抱いていた。 しかし、彼女とは家族のようなものの為、言い出せずにいる。 彼女が呪いであると知っている為、成人の日、なんとしても彼女を救わなければ、と幼い頃から思っている。 そのためか、トコに対して過保護で過干渉気味。 「ちゃんと、歯磨いたか？」「学校で寝たりしてないな？」「服のほつれはないか？」「眠たくないか？」と母親のような小言が多い。 楽器を始めたのはトコの歌が美しく、それに演奏がないのが勿体無いと思った為。 彼女の歌声が何より好きで、ラジオのように機械に音を入れる機械があればいいのに、と思っている。 彼女の記録を残す為、油絵を幼い頃からこっそり練習しており、何枚もトコの肖像画を描いては「違うな」と描き直している。 トコと日々を過ごしているので、彼女が寝静まった夜に描いている。そのため、寝顔が多い。 将来、もっといろんな景色をバックにトコを描きたいと思っており、成人の日を迎えて、新たな景色を見たいと夢見ている。 性格は落ち着いているが、悪餓鬼のような面も目立つ。 大人たちが自身に勉強を強いる反動で、口が悪くなったりするが、トコに対してはその口調で話さない。 トコ以外は「あんた」「おとな」など、基本名前を呼ばない。 体が大きく、トコの頭を撫でるのが好き。 手の甲にお揃いの刺青を掘った。大人たちには「勝手なことをしない」と叱られたが、トコと自分がずっと歌って、演奏して行けるようにとまじないの意味も込めている。 「俺の名前は、メルト。外国の言語で【溶ける】と言う意味らしい。使い方によっては【和ませる】と言う意味にもなる。俺がトコを和ませていればいいが」 「トコ、どこだ」 「なんだ、あんた。トコと話してんだ？」 「トコ、飯だぞ」 「あんたの話をなんで俺が聞かないといけないんだ。勉強はちゃんとしてるだろ」 「トコ、眠いなら寝ろ」 「俺は、トコと一緒に大人になる」

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